おかげ横丁で堪能できる「厄よけグルメ」とは? 厄年の呂布カルマが龍神様のパワースポットへ!
2024年は数え年で42歳、本厄を迎えた名古屋在住の人気ラッパー呂布カルマさん。最高の1年にするため、2023年の年末に三重県の伊勢・鳥羽の厄除け開運スポットを巡る「厄落とし旅」を敢行しました!今回は後半の「厄よけグルメ」をご紹介!(前編:自我も流れて“無”!? 呂布カルマがふんどし姿で真冬の滝行! 開運スポットを巡って厄落とし)
辰年の「飛龍頭」や新年の天然伊勢海老! おかげ横丁の「開運グルメ」
白瀧大明神での真冬の滝行に挑んだ呂布さんは、永岡歩アナウンサーと共に伊勢神宮のおひざ元「おかげ横丁」へ。2024年に食べるべき辰年の開運グルメがあると聞き、訪れたのは伊勢かまぼこの店「若松屋」。名物の「飛龍頭(ひりょうず)」は、豆腐が入った魚のすり身に、伊勢ひじき、たけのこ、うずらの卵など、9種類の具材が入っています。
呂布さんは、揚げたての「伊勢ひりょうず」を食べ、「おいしいです!具材が結構デカめですね。たけのこのコリコリの食感が残っています!」と絶賛です。
三重県南部では、厄年という人生の節目を迎えることをお祝いする「厄祝い」の文化が根付いているとのこと。親しい人には厄落とし用のギフトを贈るそうです。若松屋の店長の柴原美紀さんによると、「厄を分け合って、食べ合って流す」のだとか。
「カルマ」の文字が入った若松屋の「大鯛かまぼこ入り六七祝セット」が披露されると、呂布さんは驚きながら笑顔に!42歳の厄は数字で書くと縁起が悪いので、六七と記すとのこと。
続いて、伊勢志摩産の天然伊勢海老の店「海老丸」で、お正月ならではの豪華な厄落としグルメを堪能します。調理担当の前田穣さんが生け簀から取り出した伊勢海老は、1尾1万5000円!おいしそうな身や味噌がたっぷり詰まった天然伊勢海老を焼くと、真っ赤に色づいていきます。赤には、魔よけ、厄よけの意味があるそうです。
贅沢な一品に、呂布さんは「香ばしい!うま~!」とうなり、永岡アナも「うま味がすごい!弾力もすごいですが、繊細!」と顔がほころびます。
龍神伝説がある“日本最古の厄除観音”
開運グルメを堪能した2人は、伊勢神宮から車で10分の場所にある“日本最古の厄除観音”として知られる「松尾観音寺」へ。約1300年前の奈良時代の初めに開かれた寺で、古くから伝わる龍神伝説があるとのこと。
住職の木造隆誠さんによると、約600年前、本堂が火災にあった際、山の中にある二ツ池から雌雄の龍神様が現れ、観音様を守ったそうです。雄の龍が観音様に体を巻き付け、雌の龍は池の水を吹きかけたのだとか。
龍は昔から運を開いて福を招き、観音様は災いから守ってくれることから、松尾観音寺には開運・招福・災除の3つのご利益があるとのこと。厄除け開運の祈祷をしてもらった呂布さんは、住職の力強い大きな声に「すごい声量。迫力にのまれましたね」と厳かな表情になりました。
住職によると、龍神伝説は近年にもあったそうです。十数年前に本堂の床を張り替え、1~2年ほど経った頃から、だんだんと木目が濃くなり、やがて龍の姿が浮かび上がったとのこと。
呂布さんは最後におみくじを引いて運試し。2024年の運勢は「吉」!呂布さんは「これぐらいがいいですよ!」と言いながらも、商売運の「利少なし 物価定まらず」に苦笑い。恋愛運が良かったことにホッとしていました。
CBCテレビ「チャント!」1月5日放送より