エアコン試運転は4月中にすべき!?夏本番を迎える前に試運転の方法や掃除のポイントをチェック
エアコンを本格的に使用する前に、試運転を行っていますか?使いたい時に正常に動かず、修理を依頼しても対応してもらえるまで時間がかかることも。そこで、ダイキン工業が発表した「エアコン試運転前線」と合わせて、試運転の方法や掃除のポイントをご紹介します!
エアコン修理の予約が殺到する6月前に!試運転に最適な気温って?
大手空調機メーカーのダイキン工業が、エアコンの試運転に適したタイミングの目安「エアコン試運転前線」を発表!夏本番を迎える前に、エアコンが正常に動くか試運転を行うことを薦めています。
ダイキン工業によると、エアコンの試運転に適している気温は21~22℃。最適なのは23~25℃とのこと。試運転に適した室温になっている可能性が高いため、気温を見ながら試運転を行うと良いそう。
気温が26℃以上になると、熱中症が心配される室内環境になってしまう可能性も。早急に試運転することを薦めています。また、20℃以下は冷房運転が作動しなかったり停止したりする場合もあるため、試運転には向いていないと言います。
ダイキン工業によると、例年エアコンを使い始める6月頃から修理などの問い合わせが増え始めるそうで、使いたい時にすぐ修理できないことも少なくないのだとか。事前に試運転を行い、異常があれば早めに対処することが大切のようです。
夏本番を迎える前に早めの試運転を!オススメの試運転方法
では、どのように試運転を行えばよいのでしょうか。手順は2つです。
<試運転の方法(1)>
室内の温度が冷房の設定温度と一致すると運転が停止してしまうため、最低温度(16~18℃)に設定。
異常を感知するまで時間がかかるので、少なくとも10分程度は運転します。作動中に冷風が出ているか、異常ランプが点滅していないかなどを確認します。
<試運転の方法(2)>
さらに30分ほど運転し、室内機の水漏れ・異臭・異音などを確認します。タイマーを30分に設定して様子を見ることも可能。水漏れの心配がある場合、エアコンの下に物を置かないようにします。室内機に発生した結露水が屋外に排水されれば問題ありません。
2週間に1回のエアコン掃除で夏を快適に!消費電力を抑える工夫も
エアコンの試運転と合わせて、掃除も行いましょう。フィルターにホコリが詰まっていると、室内に排出される空気の量が減り、設定温度まで部屋を冷やすのに時間がかかります。
また、室外機の周りに物があると室内の熱を効率的に排出できず、エアコンに負荷がかかってしまいます。電力を過剰に消費しないためにも、フィルターは2週間に1回のペースで掃除を。さらに、室外機の周りに物を置かないよう心がけましょう。
夏本番を迎える前に、エアコンの試運転がオススメ!みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」4月18日放送より