なぜ?自分から距離を置いた彼女が別れ話で大泣きした理由

7月8日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』。この日のテーマは「さっぱりわからん!」。リスナーから寄せられた社内恋愛のエピソードが話題となりました。彼女の方から距離を置いておきながら、男性から別れ話を切り出されると泣き出してしまうという複雑な女性心理について、北野誠、松原タニシ、佐藤実絵子が分析を展開。佐藤からは「私のターン」という名言も飛び出しました。
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彼女が明らかに自分から距離を置き出したことに気付いたリスナーAさん。「価値観も違うし、もうないな」と思ったAさんは、社内恋愛をきれいに終わらせるため決意しました。
「年齢も年齢なことから『結婚するか別れるかどっちにしてほしい』と言えば、『今は結婚を考えてないから別れる』を選択し、きれいに別れられると考え、彼女に切り出してみました」(Aさん)
ところがAさんの言葉に、彼女は「結婚できなかったら別れなきゃいけないの」と泣き出してしまったというのです。
「おいおいおいおい、明らかに距離を取り出したのはお前の方。なんで俺がこの質問をした時に泣きだす?その時の彼女の心理は、今でもさっぱりわかりません」(Aさん)
私が振るのはいいけれど
彼女から距離を置いておきながら、男性から別れ話を切り出されると泣いてしまうという矛盾した女性の行動について、スタジオでは議論が始まりました。
北野は「複雑な乙女心」と指摘します。自分から距離を置いて別れを言うのはいいが、相手から別れを切り出されるのは嫌だという心理。女性側のタイミングで別れたいという気持ちがあるのではないかというのです。
北野「私が振るのはかめへんけど、『お前がなぜ私の生殺与奪権を握ってる?』っていうことなんです」
このような矛盾した行動の背景には、別れのタイミングを自分がコントロールしたいという心理があるのではないかと分析しました。
距離を置く=気持ちを確かめる実験
一方、佐藤は「そうなのかなぁ」と、北野のこの発言に納得がいかない様子。
佐藤「様子を見てるのよ。自分の気持ちの変化をね。ちょっと離れてみて『私の心はどう感じるかしら?』っていう実験中なの」
北野「それを先回りして読んで、『もうええんちゃうか』って」
佐藤「ちょっと待って!今イラっとしたわ。だからさー、まだわかんないわけよ。嫌いになったわけじゃないの。ちょっと離れて、自分が寂しく思うのか。ちょっと離れてみたらさ、『やっぱあの人がいい』って思うかもしれないじゃん」
「やっぱりあなたじゃないとダメ!」となるはずが、先回りした相手から別れを告げられたら「はぁ?」という気持ちになるというのです。
「私のターン」で全員納得の瞬間
佐藤「今、こっちのターンだから!こっちのお試しターンだから!」
北野「『何をお前、そっちで勝手に結論出しとんねん』と」
松原「なるほど、先回りすなと。お前が動くなと。すげえ、わかった」
北野「そういうことらしいです。名言やな『私のターン』」
距離を置いているのは自分の気持ちを確かめるための「実験中」で、相手に先回りして結論を出されると困ってしまう。佐藤の「私のターン」という発言に、北野と松原も納得していました。
(minto)
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