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ドラゴンズのドラ1選手は『今年が分岐点になる』タイガースに学ぶ竜の未来!

ドラゴンズのドラ1選手は『今年が分岐点になる』タイガースに学ぶ竜の未来!
「サンデードラゴンズ」より赤星憲広氏(C)CBCテレビ

「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム

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ドラゴンズとタイガースドラフト戦略の違いは?

今回のサンドラでは、近年Aクラス常連の阪神タイガースと、なかなか浮上のきっかけが掴めないドラゴンズとの違いを、地元出身でタイガースOBである赤星憲広氏によって明らかにしてもらい、浮上の鍵を探る。

Ⅰ.ドラフト戦略
まず赤星氏が指摘したのは、ドラフト戦略について2018年ドラフトでは1位近本光司選手を指名したが、千葉ロッテマリーンズ藤原恭大選手を指名して抽選で外れ東北楽天イーグルス辰巳涼介選手を次に指名して抽選で外れたが、センターが守れる左打者として近本選手を指名したことだ。抽選で2人外して、普通ならピッチャーや右打者などにブレそうなところを一貫して獲得した。この指針のずれなさが現在の近本選手の活躍につながっている。2022年の森下翔太選手獲得の年も大砲候補をブレずに指名し続けた。この方針のブレなさの始まりは、2016年の大山悠輔選手だ。タイガースはFA選手や助っ人外国人選手にクリーンナップを頼ることが多かったが、日本人のクリーンナップを作りたいというのがあった。その構想通りにドラフトで選手を獲得していった。

一方ドラゴンズは、その年の良い選手を獲得したいという思惑の方が強く感じられる。長期的な目線を持って、構想通りにやっていくという戦略が立ってないのかもしれないと感じてしまう。ただ、今球団主導の改革も進めているので、長期的な目線のドラフト戦略も今後期待していきたい。タイガースに倣って一貫した構想を持ったドラフトを敢行して欲しい。

長所を伸ばす育成で成長した選手たち

Ⅱ.長所を伸ばす育成
タイガースの主なドラ1
2016年大山悠輔選手
2020年佐藤輝明選手
2022年森下翔太選手
これら、近年でドラフト指名した選手たちが球界屈指の強打者に成長している。その理由として何があるのかを赤星氏はこう語る。

「『自分たちの長所を伸ばしなさい』というのがタイガースの方針。よくある短所をなくす教え方もあるんですけど、とにかく長所を伸ばそうということで大山選手、佐藤選手、森下選手に関しては、使いながら三振オッケーで一年目から使って、その中で長所をどうやって活かすかというのが彼らの進化している理由」

ここでも一貫した構想が効果を発揮してくる。構想の中で成長させるビジョンが明確だからこそ、長所をここ!と絞った育成ができるのであろう。

ドラゴンズの育成は?『今年が分岐点になる』

「サンデードラゴンズ」より石川昂弥選手(C)CBCテレビ

一方ドラゴンズの育成はどうだろうか?赤星氏から見たドラゴンズの育成、特にドラ1石川昂弥選手についてはこう解説する。

「正直ドラゴンズは、今年が分岐点になると思っているんですよ。球場の大きさが変わりましたよね。今まで野手の長距離砲はなかなか伸びなかった。なぜかといったら、バンテリンドームが大きいから、強く打たないと飛ばないというのが邪魔をしていたんですね。振りすぎる部分があったり、振りすぎるがためにボール球に手を出してしまう部分があったりするんですよ。という中で、石川選手は結構コンパクトに振れているんですよ。だからといって、長打が少ないかといったら素晴らしいホームランも出てるんですよ。球場が変わることによってバッターの成長度合いも変わってくると思いますし、さっき言いましたけど、何を伸ばさなきゃいけないのかをしっかり明確にやっていけるかどうか。石川選手もそうですけど、鵜飼航丞選手も大分その辺の部分で成長しているので、明確にブレずにプランを組めるかどうかっていうのが大事なことと思いますね」

「サンデードラゴンズ」より鵜飼航丞選手(C)CBCテレビ

ホームランテラスという環境が目指す形を明確にする要因となっている。テラスのおかげで、コンパクトなバッティングを維持しても、結果としてホームランがついてくる。ロマン砲の枠を脱しつつある鵜飼選手も、ボール球の見逃し方にまで好影響を与えていると感じられる。今までは、狙っても届きにくいホームランだったことで中途半端になってしまったものが、今ではわかりやすい指針になっている。これもまた球団のビジョンの示し方だろう。一方、ピッチャーに関してはこう解説する。

「サンデードラゴンズ」より仲地礼亜投手(C)CBCテレビ

「仲地礼亜投手なんかは、逆にどのタイプを目指していくのか見えてこないというのか。誰のようなピッチャーを目指すのか、ちょっとまだブレているのかなという感じがあるので、その辺がしっかり明確になってこないと、本人も何を目指すべきなのかわからないのかなという気もするので、その辺も指導者の技量はもちろん大事になってくると思うんですけど、ブレない考え方を作るのが大事かなと思います。何をやらなければいけないのかを徹底できるのが大事かなと思います」

ピッチャーに関してもホームランテラスが影響するのではないかと考える。テラスがついたことで、三振を奪っていける、ゴロを打たせることがより重要になってくる。その中で、どんな理想形があるのかを明確にすることが重要だ。まだまだくすぶっているドラ1の投手は、根尾昂投手、草加勝投手など沢山いる。しっかりとブレない理想形を作り上げて、それに向かって成長して欲しい。頑張れドラゴンズ!頑張れ!ドラ1の選手たち!

澤村桃

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