各球団の開幕オーダー大予想!要注意選手は!?サンドラ人気企画『解説者サミット2023』議事録
【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム
このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい! との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。3月12日の放送回で共有したいトピックスは、セ・リーグ6球団の各レジェンドOB解説者が集い2023年シーズンを占う、題して『解説者サミット2023』。メンバーは2連覇中のスワローズ真中満さんをはじめ、タイガース赤星憲広さん、ジャイアンツ槙原寛己さん、カープ川口和久さん、ドラゴンズ川上憲伸さんといったおなじみのメンバーに今回はベイスターズOBとして谷繁元信さんが初参戦。「いいの? オレ」と進行役のCBC若狭敬一アナウンサーに谷繁さんが確認をとったのもそのはず。ドラゴンズの方が在籍年数も多く、監督も務めた谷繁さんがベイスターズOBとして参戦することに疑問が生まれかけた場を落ち着かせたのはミスターパーフェクト。「まあ出身校みたいなもんでさ」と槙原さんの絶妙なフォローで会議はスタートした。最初の議題は各解説者による担当球団の開幕オーダー予想とドラゴンズが注意するべき選手をピックアップ。まずは真中さんが担当するスワローズから・・・
スワローズ要注意選手は長岡秀樹
真中さんが予想した開幕オーダーは、1番(センター)塩見、2番(レフト)丸山、3番(セカンド)山田、4番(サード)村上、5番(ファースト)オスナ、6番(キャッチャー)中村、7番(ライト)サンタナ、8番(ショート)長岡、9番(ピッチャー)小川。
ドラゴンズにとっての要注意人物として挙げた4年目の長岡秀樹選手は去年ゴールデン・グラブ賞に輝いた。真中さんが長岡選手を挙げたその理由は以下。
真中氏:去年もほぼ不動のオーダーだったんですけど、8番に長岡を入れています。去年、開幕から本当に長岡で良いのかって時にスタメンで出たんですよ。(そうしたら)去年ゴールデン・グラブ賞を獲っていますからね。今年も春先のキャンプから見ていて、自信をつけたのか守備もそうですし、バットスイングも全てランクが上がっています。
ベイスターズ要注意選手は蝦名達夫
谷繁さんが予想した開幕オーダーは、1番(センター)桑原、2番(ショート)森、3番(レフト)佐野、4番(セカンド)牧、5番(サード)宮﨑、6番(ファースト)ソト、7番(ライト)蝦名or楠本、8番(キャッチャー)戸柱or伊藤、9番(ピッチャー)今永or石田。
ドラゴンズにとっての要注意人物として挙げたのは、去年打率2割4分7厘、3本塁打の蝦名達夫選手。ドラゴンズファンとしては気になる京田陽太選手の状態も合わせた谷繁さんの解説は以下。
谷繁氏:蝦名は当たれば長打も打てる。まだ粗さは今の所あるので、これに確実性が出てきた時には良い選手になるんじゃないかなと。
若狭アナウンサー:京田選手が我がドラゴンズから行っていますが・・・
谷繁氏:あまり変わり映えしてないんで、今の所。
若狭アナウンサー:戦う顔はしていますか?
谷繁氏:それは、まぁ・・・。まぁ、それはベイスターズではあまり“戦う顔”は必要ないかも(爆笑)
タイガース要注意選手は森下翔太
赤星さんが予想した開幕オーダーは、1番(センター)近本、2番(セカンド)中野、3番(ライト)森下orノイジー、4番(ファースト)大山、5番(サード)佐藤輝、6番(レフト)井上or森下、7番(ショート)木浪、8番(キャッチャー)梅野、9番(ピッチャー)青柳。
ドラゴンズにとっての要注意人物として挙げたのは、鳥谷敬さんが付けていた「背番号1」を継承したドラ1ルーキーの森下翔太選手。赤星さんが絶賛した内容は以下。
赤星氏:この開幕オーダーはほぼ皆さんが思われているのかなと思いますけど、相当良いですよ、森下!打つだけじゃなくて、守備も肩も強いですし、意外とスピードもあるので。中央大学の先輩で牧選手がいますけど、牧選手に匹敵するような結果を残してくれるんじゃないのかなと期待しています。
ジャイアンツ要注意選手は岡本和真
槙原さんが予想した開幕オーダーは、1番(セカンド)吉川、2番(センター)丸、3番(ファースト)中田、4番(サード)岡本、5番(ショート)坂本、6番(キャッチャー)大城、7番(レフト)ブリンソン、8番(ライト)松原、9番(ピッチャー)戸郷。
ドラゴンズにとっての要注意人物として挙げたのは岡本和真選手。ジャイアンツファンの方の中にはこのオーダーを見て疑問に思われたであろう箇所が一点。その点を指摘された弁明、ならびに解説を展開することで露見してしまった矛盾を一蹴してみせた超絶愉快な“槙原節”を以下に。
槙原氏:去年のオーダーと変わったという点はブリンソン。あれ、ウォーカーいねえじゃんってなるじゃないですか。(この2人は)見た目は一緒です。
川口氏:やめなさい!(笑)
槙原氏:顔がどっちがどっちか分からない。
若狭アナウンサー:この人に気を付けろは、岡本?
槙原氏:中田も調子良さそうですけど、もう一回原監督が賭けるんじゃないかな岡本に。ただこうやって打線を組んでいて左打者を入れたいんですけど、いないんですよ。左打者が欲しいよね、本当はね。
真中氏:ちなみに左打者半分、4人出ていますけどね。
槙原氏:・・・そうだね
谷繁氏:あれ!?丸は今年ライトじゃないんですか?
槙原氏:・・・そうだね。あ、これは、やっぱり、たぶん、(ボードの)プリントミスです。
カープ要注意選手は秋山翔吾
川口さんが予想した開幕オーダーは、1番(センター)秋山、2番(セカンド)菊池、3番(レフト)西川、4番(ファースト)マクブルーム、5番(キャッチャー)坂倉、6番(サード)堂林、7番(ライト)野間、8番(ショート)小園、9番(ピッチャー)大瀬良。
ドラゴンズにとっての要注意人物として挙げたのは、去年シーズン途中にメジャーから日本球界に復帰した秋山翔吾選手。川口さんが推すその理由は以下。
川口氏:良い打線でしょ。今年、日南キャンプへ行ったときに、たまたま秋山とすれ違った時に「去年は残りの60試合を戦う体力がなかったんです。でも今年は全然良いので」と言っていたので。新井監督も間違いなく1番に固定するのではないかと。それと堂林は調子良いんですよ今。
若狭アナウンサー:我々名古屋のファンからすると、堂林選手には活躍してほしい。
川口氏:奥さんも活躍しているかもしれないですけど、やっぱり堂林が活躍しないとダメだと思うので。でも堂林凄く良いスイングしていたので、これは期待できるかなと。
他球団から見た、ドラゴンズ要注意選手はアキーノ?
川上さんが予想した開幕オーダーは、1番(センター)岡林、2番(セカンド)田中、3番(レフト)大島、4番(ファースト)ビシエド、5番(ライト)アキーノ、6番(サード)高橋周、7番(ショート)龍空、8番(キャッチャー)木下、9番(ピッチャー)小笠原。
他球団が注意する人物として挙げたのは、新外国人のアキーノ選手。逆にドラゴンズにとってはアキーノ選手がチームの行方を左右するアキレス腱になると予想。川上さんの解説は“活躍する外国人選手の条件”へと発展。川上大演会の模様は以下。
川上氏:アキーノが実際途中でダメだなってなった時は、また来年ここ(6位)ですね、僕。
若狭アナウンサー:外国人ってオープン戦とシーズン中って全然違うものなんですか?
川上氏:逆もありましたね。たしかペタジーニって全然打たなかったですよね。
真中氏:4月くらいは全然打たなかったね。
若狭アナウンサー:ペタジーニって打てなかった時期あったんだ。
真中氏:4月は打率2割くらいでした。フォアボールはすごくとっていたんですけど、打率2割ちょっとくらいで大丈夫かなと思ってみていたら、ゴールデンウイークくらいからグーッと。
川上氏:そう!オルガ夫人が来てからですよね。
谷繁氏:じゃあアキーノは誰か来るの?
川上氏:アキーノも呼ばなきゃいけない、夫人を!結婚していなかったら彼女だけど。
谷繁氏:早めにね。
川上氏:家族が早めに来た方が。出遅れると不安なので。
若狭敬一アナウンサー:え、まさかの一番大事なのってアキーノの家族!?
川上氏:そこなんすよ!アキーノじゃなくてアキーノの家族。で、ジャイアンツの新外国人の右ピッチャー。彼はサウナ好きなんですよ。サウナとかお風呂が好きな外国人選手って日本に馴染むじゃないですか。そういった所もポイント高いなと思っていて。
(一同爆笑)
川口氏:東京ドームもサウナある。
谷繁氏:バンテリンドームにもある。
若狭敬一アナウンサー:甲子園は?。
赤星氏:甲子園もあります。
若狭敬一アナウンサー:神宮は?
真中氏:神宮は一人入れる、なかなか温まらないサウナが。
(一同爆笑)
真中氏:30分かけても80度くらいのサウナが。今は知らないっスよ!
槙原氏:セ・リーグ二連覇してんだからさ(苦笑)
谷繁氏:変えてもらえよ(苦笑)
真中氏:敷地が無いんすよ。敷地が(苦笑)
イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ 地元・大府高校出身の槙原さんのサンドラレギュラー解説陣入りを、ぜひとも!!
今回のサンドラを観た感想・・・。いつものようにウケを狙った憲伸さんの仕込みネタも、正直、槙原さんの破壊力抜群の天然ボケには霞んでしまったと言わざるをえないでしょう。槙原さんといえば地元・愛知県大府高校出身。赤星さんの先輩にあたるので、サンドラのレギュラー解説陣に加わってもまったく違和感は無いでしょう。イチ視聴者として槙さんのサンドラ入りを熱望します! 番組責任者の方、ぜひとも宜しくお願いいたします。
(このコラムを書いたのは・・・サンドラ視聴歴約30年の40代竜党)