ドラゴンズ新外国人・ウォルターズ投手が躍動!"155キロ"剛速球で3者凡退!井上監督「もっと速くなる…」期待と慎重な姿勢も
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沖縄でキャンプを行っているドラゴンズは18日、日本ハムと練習試合を行った。3-5で試合に敗れはしたがセカンドに再挑戦している福永裕基選手と新助っ人・ナッシュ・ウォルターズ投手の活躍が光る試合となった。
福永、セカンドでフル出場、バッティングでもアピール
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今季から新背番号7となり、再挑戦しているセカンドでレギュラーを目指す福永裕基選手。この試合に「3番・セカンド」で先発出場すると、2点を追う4回、ファイターズ・齋藤友貴哉投手のストレートを「しっかり捉えられた」と振り返った打球はレフトスタンドに飛び込むソロホームラン。「変化球に絞るとか、内角を思い切って引っ張るとかを試すことは今しかできない。良い感覚をつかむために意識している」と語った。
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また、セカンドの守備について「サードと方向や距離が違うし、プレーに絡むことも多い。足を使っていかないといけない。セカンドでフル出場は神経も使うので疲れます」と心境を語った。井上一樹監督も「バッティングの状態はキャンプに入ってからも悪くないと思っていた」と評価しつつ、セカンドの守備について「最後まで試合に出したのは守備に慣れてほしいから」と、更なる成長にも期待を寄せた。
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新外国人投手・ウォルターズ、155キロの快投
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一方、投手陣では新外国人のナッシュ・ウォルターズ投手が、3番手として6回に登板。1イニングを3者凡退に抑えた。打者3人に対し14球を投げ、被安打0、奪三振1。特にストレートはこの時期に最速155キロを計測し順調な仕上がりを披露した。試合後は「3人で抑えることが理想なので、とてもよかった」と振り返り、「ストライクゾーンにしっかり投げ込むことを意識していきたい」と今後の抱負も語った。井上監督は「暖かくなって調整が進めばもっと球速も速くなるはず」と期待を寄せつつ、「1回や2回の登板で評価するのは早い」と慎重な姿勢も見せた。