リーグ戦はひと休み。名古屋グランパス関連の動き

J1リーグは一時中断となり、現在東アジアE-1サッカー選手権が開催されていますが、名古屋グランパスからも代表に複数名選ばれています。7月12日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、J1第23節とE-1サッカー選手権を現地観戦した城所あゆねが試合を振り返りました。
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7月5日、ホームの豊田スタジアムで開催されたJ1第23節・東京ヴェルディ戦は、0-0の引き分けに終わりました。
城所「試合内容としては、前半どちらも得点を奪えず折り返します。後半10分に東京VのFW新井悠太選手に1対1の場面を作られるんですが、グランパスのGKピサノ アレックス幸冬堀尾選手のブロックで得点を阻止しました」
グランパスも後半途中から入ったFWマテウス カストロ選手が怪我で交代になったり、同じく途中出場のMF中山克広選手も交代したりと、選手間の歯車がかみ合わない形に。
結局どちらにも得点は生まれず、スコアレスドローで終わりました。
スタジアムで毎試合応援
昨年番組宛てに「自分が現地観戦に行くと勝てない」と投稿したリスナーからのメッセージです。
「あゆねさんは『気にせず(観戦に)行け!』と言ってくれたので、東京V戦行きました。が、結果はドロー。勝てませんでした。でも現地観戦は楽しかったです」(Aさん)
城所も「現地観戦に行け!」と言ったことは覚えており、スタジアムへ足を運んでくれたことを喜びました。
城所「試合に勝てなくても、勝っても引き続きスタジアムで応援し続けることが大切です。待ってます!」
負けると悔しい思いをしますが、それでも現地観戦するとスタジアムの臨場感や迫力たっぷりのプレーに魅了されてしまうと、DAZNなどの配信では満足できなくなるとした城所。
毎試合ゴール裏で応援しているだけに、説得力があります。
東アジアE-1サッカー選手権を現地観戦
また、グランパス関連ではいくつかニュースもありました。
まずは、昨季までグランパスに7年在籍したGKミッチェル ランゲラック選手(現在、オーストラリアのメルボルン・ビクトリー)が今季限りの引退を発表。グランパスのSNSも感謝のメッセージを発信しました。
もう1つが、2025年12月末までの期限付きで6月12日に加入を発表していたブラジル人FWレレ選手がFIFAの回答により、今季は名古屋でプレーできないと正式に確定したこと。これで、助っ人獲得計画は白紙に戻ったことになります。
そして、現在開催されている東アジアE-1サッカー選手権。
代表にグランパスからはGKピサノ選手、そしてMF稲垣祥選手が招集されています。初戦の8日・龍仁ミル・スタジアムで行われたホンコン・チャイナ戦には両選手が先発。
6-1で勝利したうちの1点は稲垣選手が決めています。ピサノ選手も1失点したものの、19歳179日でのA代表デビュー史上最年少の記録を残しました。
12日の第2戦・中国戦は城所も現地観戦。試合終了後にレポートを寄せました。
城所「2-0で勝ちました!稲垣選手の惜しいシュートもありまして、残念ながら決まらなかったんですけど。久々に日本代表の試合を観ることができて本当に楽しかったです。
何より代表選手の中にグランパスの選手がいることが嬉しいなと。選手をコールするのもすごく楽しくて、よかったです。気候も過ごしやすくて、日本のような蒸し暑さがなくてカラッとした暑さで試合観戦も快適でした」
日本は15日開催の韓国戦に勝てば連覇が決まるだけに、何としても勝ちたいところです。
グランパスは、16日に熊本市・えがお健康スタジアムで、天皇杯3回戦をJ2ロアッソ熊本と対戦。
リーグ戦は20日にアウェイの日産スタジアムで開催されるJ1 第24節・横浜F・マリノス戦の予定です。
(葉月智世)
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