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モチモチ秘密は生地にあり!“パンの神様”が作る「ゴールド食パン」とは?名古屋のパン店ランキング第10位~第7位

モチモチ秘密は生地にあり!“パンの神様”が作る「ゴールド食パン」とは?名古屋のパン店ランキング第10位~第7位
CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、名古屋のパン店主146人に禁断のアンケート!「本当においしい名古屋のパン店ベスト10」を発表します。

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【動画】多い日は1日100本以上売れる!?瑞穂区「ポンシェ」の究極の食パンは【25分59秒~】

学生の味方!200円の「おやつコッペ」

CBCテレビ『デララバ』

名古屋市は毎年多くの新しいパン屋さんがオープンする“パン激戦区”。テレビ初取材のお店もランクインしました!

「パン店主が選ぶ名古屋のパン店ランキング」第10位は、瑞穂区の「南の麦」。地下鉄瑞穂区役所駅の4番出口を出てすぐ。元々は1989年に愛知・春日井市で創業し、2017年に瑞穂区に移転してきました。テレビ初取材のお店です。

午前8時30分からの営業で、レジ前に商品を並べる売店スタイル。パンの種類は、菓子パンや総菜パン、サンドイッチなど約60種類。天白区八事駅近くの高級スーパーにも、南の麦のパン約30種類が並ぶ特設ブースがあります。

ソフトフランスパンにオリジナルクリームを挟んだ「ビエノワ」は200円、ふわっふわの食パンにクリームと季節のフルーツを挟んだ「フルーツサンド」は390円、チーズたっぷりの全粒粉を使ったパン「チーズコンプレ」は450円と、幅広いラインナップがお手頃価格です。

お店の半径700mには学校が9校もあり、パンの値段は学生に優しくリーズナブル。学生に一番人気の安くておいしいパンは、200円の「おやつコッペ」。パスタと同じ小麦粉を使ったモチモチ食感のコッペパンに、イチゴや抹茶などの甘いオリジナルのクリームをたっぷり。他にも、バター、つぶあんなど、挟める味は全部で8種類あり、全て注文してから作ってくれます。さらに、プラス50円で、好きな味を2つ選んでダブルにすることもできます。

フランスからの直伝レシピ!サクサククロワッサン

CBCテレビ『デララバ』

「パン店主が選ぶ名古屋のパン店ランキング」第9位は、天白区の「ぱぴ・ぱん」。

他店の店主からは「ハード系のパンがおいしいので、硬めのパンが好きな方はオススメ」「クロワッサンが特徴的」と声が。

パン好き協会会長・石臥(いしぶし)さんによると、フランスに行った店主が、レシピを直伝で持ち帰り、そのレシピでバゲットとクロワッサンを作っているそう。クロワッサンは、サクサクで食べやすいとのこと。

ストイックすぎる店主が作る“パンの宝石箱”

CBCテレビ『デララバ』

「パン店主が選ぶ名古屋のパン店ランキング」第8位は、緑区の「ブーランジュリー ヤナガワ」。地下鉄神沢駅から徒歩で約8分。2024年8月に愛知・清須市から緑区に移転してきました。午前9時の開店前から行列。早い日には午後1時頃に完売になってしまうことも。

「アンチョビオリーブと生ハム」や「いちぢくと栗」、「ブリオッシュ・あんぱん」、極太ソーセージに紫キャベツをのせた「ジャーマンドッグ」など、約80種類の個性豊かなパンが並びます。

おいしさはもちろん、宝石箱のような美しいビジュアルのパンに魅了される人が続々。作っているのは「唯一無二のパン屋さんになりたい」と語る店主・柳川玖哉(ひさや)さん。長年、コンクールに出場しているので、新しいものが生まれているのだとか。

柳川さんは、海賊をかたどったパンで、ワールドカップ日本代表選考会の飾りパン部門で1位を獲得。さらに、2025年1月にイタリアで行われたパンの世界大会の日本代表にも選ばれています。子どもの頃からパンが大好きだった柳川さんは、高校卒業後、パンの会社で修業を積み、2017年に独立しました。

柳川さんの仕事の開始時刻は、夜中の午前2時30分すぎ。パンを焼くメインの工程は柳川さん1人で行っています。黙々と仕事に打ち込んでいるので、午前5時まで密着取材中の番組スタッフとの会話はなし。午後11時まで作業を続け、次の日はわずか3時間半後の夜中の2時30分に仕事開始です。休みの日以外はお店2階の休憩室に泊まっているそうです。

1日100本以上売れる!「ゴールド食パン」の秘密に迫る

CBCテレビ『デララバ』

「パン店主が選ぶ名古屋のパン店ランキング」第7位は、瑞穂区の「ポンシェ」。地下鉄瑞穂区役所駅から徒歩で約7分。開店は午前8時からで、連日お客さんでいっぱいです。

総菜パン、バゲットなど、100種類以上のパンが、多い日だと1日に約2500個も売れる人気店。地元の常連さんだけではなく、名古屋市外からもお客さんがやって来ます。

作っているのは「パンの神様」と呼ばれる店主・内藤昌弘さん。名古屋製菓専門学校の講師としても活躍していて、パンの基礎を教えた生徒たちは1000人以上。実際にポンシェで働いて修業した弟子は約100人にも。その中で、独立してお店を出した人は、これまでに10人以上いるのだとか。

多くの弟子たちがポンシェにやって来たのは、「ゴールド食パン」を学びたいから。耳の部分は薄めで、しっかりとした歯応えがあり、きめ細かく、モチモチとした食感が楽しめます。レストランからもオファーが来るほどの人気で、多い日は1日100本以上売れる看板商品です。

ポンシェは、1979年にオープン。約25年前に、別のお店で修業していた内藤さんが、前のオーナーから引き継ぎました。内藤さんは、元々あったゴールド食パンの名前はそのままに、レシピを内藤流に大幅チェンジ。徐々に、おいしいとの評判が広まり、人気店に仲間入りしました。

ゴールド食パンのおいしさの秘密は、生地にあります。内藤さんによると「生地の一部を取り分け、1日冷蔵庫で寝かせる」とのこと。パンを焼く日に作った新しい生地と、1日寝かせた生地を混ぜ込むことで、よく発酵するようになり、パンのうまみがアップするのだとか。

CBCテレビ『デララバ』2025年10月29日放送より

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