直火ではなく、余熱で焼いていた!?外はカリカリ、中はモチモチの「石窯パン」の工房に潜入!「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」ランキングは必見!
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爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、「パン好き会員」が厳選!「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さんベスト10」(2024年11月~12月 パン好き会員63人にアンケート調査)を発表!東海3県に850軒以上あるパン屋さんの中で、一番おいしいパン屋さんは?
世界3位に輝いたパン職人が作る松阪牛のカレーパン!
パン好き会員とは、パン好き協会・パンマルシェ・パン屋さんぽなど、全国に3万人以上いるパンを愛する人たちのグループの会員の総称。代表の石臥博代(いしぶしひろよ)さんは、これまでに5万個以上のパンを食べてきたパン好き界のレジェンドです。
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「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第10位は、三重・菰野町の「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」。スイーツ界の巨匠・辻󠄀口博啓シェフが手がける大人気ベーカリー。複合温泉施設「アクアイグニス」の中にあり、「国産小麦のクロワッサン」や「ブリオッシュメロンパン」など、約100種類がラインナップ。
責任者の中西智彦さんは、2020年にパンの世界大会「シゲップインターナショナルベーカリーカップ」で第3位に輝いたスゴ腕パン職人。世界3位に輝いた「パン オ ルヴァン」は、発酵に必要な酵母を15年継ぎ足して熟成させた小麦の香りがたまらない一品です。
名物は、多い日には1日約1000個も売れる細長い「カレーパン」。松阪牛を豚肉、玉ねぎ、ニンジンと共にペースト状になるまでじっくりと炒め、食材のうまみが凝縮した極上のカレールウに!3時間煮込んだルウを、薄いモチモチの生地で包んでいます。
「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第10位タイは、名古屋市名東区にある「バゲットラビット」。看板商品は、過去に「パン・オブ・ザイ・ヤー2018バケット部門」で金賞を獲得した「バゲット」。モチモチ食感の丸くてやわらかい「ブール」は、累計販売個数が77万個を突破(2019年1月~2024年9月末)しました!
ギネス世界記録のお餅のようなモチモチ食パン!
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「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第8位は、愛知・安城市にある本店をはじめ、県内に6店舗を展開する「パンのトラ」。名古屋市の八事店では、1日にお店に並ぶパンは120種類以上!一番人気の「食パン」は、2014年に「24時間で最も販売した焼きたての食パン」のギネス世界記録を持っています。1店舗だけで24時間で3941斤を販売しました。
モチモチの食パンの秘密を探るべく厨房へ。80℃を超える熱湯に小麦粉を加えてこねる「湯種(ゆだね)製法」で、デンプンにお餅のような粘り気を出しているそう。さらに、餅つき機でつくことで、モチモチした食感になるのだとか。一般的な食パンの水分量は68~70%ですが、パンのトラの食パンは90%くらいとのこと。
「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第8位タイは、名古屋市新栄の「パンドール丸武」。バゲットやフランスパンなどハード系好きなら絶対に行くべきお店と評判です。バゲットは国産小麦・海外産小麦の2種類があり、味わいが違います。
老舗の「あんドーナツ」や、フルーツたっぷりの「デニッシュ」もランクイン!
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「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第7位は、名古屋市今池の「中屋パン」。2026年で創業90年を迎える老舗ベーカリーです。名物は、多い日で1日1200個も売れる「あんドーナツ」。おいしさの秘密は、長年の研究でたどり着いた「片面ずつ2分35秒」という揚げ方にあるのだとか。
「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第6位は、名古屋市瑞穂区の「シャルムベーカリー・ポンシェ」。博多の老舗「ふくや」の明太子を使った「明太子フィセル」は、1日で約500本も売れる人気商品です。
「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第5位は、岐阜・関市の「ブーランジェ・ペイザン」。人気は「フランスパン」。石臥さんのオススメは、オリーブがたっぷり入った「オリーブバゲット」とのこと。
「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第4位は、岐阜・高山市の「トラン・ブルー」。2005年、パンのワールドカップで3位に輝いた経歴を持つ成瀬シェフのお店。フルーツたっぷりのデニッシュ系が人気です。
気温が高いと作れない!?今しか食べられない限定クロワッサン!
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「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第3位は、名古屋市中村区など市内に3店舗を構える「ル・シュプレーム」。「ゴルゴンゾーラ&ミエル」、「ネギ味噌ベーコン」など、見た目、味ともに他では味わえない個性溢れるパンが特徴。
絶対に食べるべきオススメのパンは、サクサクでバターの味が濃厚な「クロワッサン・アンヴェルセ」。その製法を探るべく、パン工房に潜入しました。
一般的なクロワッサンは生地でバターを包みますが、ル・シュプレームは逆!バターで生地を包み、折りたたんでいきます。渡辺シェフは元々パティシエ志望で、お菓子を作る技法を生かしたそう。一般的な製法の場合、折りたたんだ時に生地同士がくっついてしまいますが、この製法だと生地同士がくっつかないので層が増え、サックサックな食感に!バターが溶け出してしまうので、夏は販売できないそう。食べられるのは6月の初旬まで!
約4時間薪を燃やして余熱で焼く石窯パン!
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「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第2位は、岐阜・垂井町の「グルマンヴィタル」。絶対に食べるべきオススメのパンは、外はカリカリで中はモチモチな「石窯パンパリスエッテ」。
おいしさの秘密を探るべく、石窯工房に潜入。鈴木政裕社長は、「このお店ならではのパンを作りたい」という思いから、2002年に石窯工房をスタート。おいしい石窯パンを日々追求してきました。
工房では午前5時30分頃、前日に組んだ薪に着火し、燃えるのを待つこと約1時間。しかし、薪が勢いよく燃えても、まだパンは焼きません。さらに3時間、火をつけてから合計4時間待ちます。一旦550℃まで上げて、石窯に蓄熱をするとのこと。
こちらの石窯パンは直火ではなく、石窯に溜まった余熱でパンを焼きます。通常、パンは300℃以上の温度で焼くとこげてしまいますが、余熱だと350℃の高温で焼くことが可能に。高温の余熱で焼くことで、表面にはしっかり火が入ってカリカリになり、パンの中に水分を閉じ込めるため、中はモチモチに!
こだわりの石窯は、ドイツから輸入後、日本の職人に頼んで改造し、余熱の持続時間をのばしたとのこと。しかし、約4時間蓄熱してパンを焼けるのは余熱が冷めるまでの2~3時間のみ!
「愛知・岐阜・三重の今行くべきパン屋さん」第1位は、名古屋市鶴舞にある「スーリープー」。行列ができる人気店です。ハード系のパンやクロワッサンが絶品です。
CBCテレビ『デララバ』2025年2月26日放送より
番組紹介
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