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飼育種類数は約1200!日本一多くの生きものが暮らしている鳥羽水族館で今見るべき動物を全部見せ!乾いた状態のラッコはモフモフ感がたまらない!

飼育種類数は約1200!日本一多くの生きものが暮らしている鳥羽水族館で今見るべき動物を全部見せ!乾いた状態のラッコはモフモフ感がたまらない!
CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、「東山動植物園」「鳥羽水族館」を大特集!「今見るべき動物、全部見せますSP」!後編では、鳥羽水族館の「この冬見るべき 人気の生きものランキング TOP5」を紹介します。

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口笛を吹くセイウチ!秘密は唇にアリ

CBCテレビ『デララバ』

年間約100万人が来場する三重・鳥羽市の鳥羽水族館。週末はオープン前に200人以上の行列ができるほど大人気。飼育種類数は約1200。日本一多くの生きものが暮らしている水族館です!

今回は、水族館に訪れた279人に調査!「この冬見るべき 人気の生きものランキング TOP5」(2024年9月22日調査)を紹介します!

「この冬見るべき 人気の生きものランキング」第5位は、セイウチ。ポウくんとツララちゃんの2頭が暮らしています。オスのポウくんの体重は1トン以上!

魅力を存分に堪能できるのが、セイウチが目の前で技を披露する1日2回開催の「セイウチふれあいタイム」。大きな音と共に繰り出される“投げキッス”はセイウチならではの技。シャボン玉やハーモニカも上手にふいてみせます。

これらの技ができる秘密は「唇」。セイウチは、口周りの筋肉が発達しているため、人間と同じように、唇の形を器用に変えることができます。なんと、口笛も吹けます!

セイウチ担当・鈴木さんによると、繁殖期に口笛を吹いてメスを呼ぶそうです。水族館にはオスのセイウチが少なく、日本に5頭しかいないので、見られたらラッキーとのこと。繁殖期は12月から4月頃までで、この期間しか口笛を吹くことはないのだとか。

超間近で見られるアシカの寝顔!脱走するペンギンを発見したらラッキー!

CBCテレビ『デララバ』

「この冬見るべき 人気の生きものランキング」第4位は、アシカ。アシカショーの見事な演技に魅了される人が続出です。東京からアシカを見に来たというデララバ・川口さんによると、ONとOFFが激しいのが鳥羽水族館のアシカの魅力。寝ている姿が見られたらラッキーとのこと。

珍しい、寝ているアシカを見られるのが、アザラシやトドなどヒレアシ類の生きものが暮らす施設「ヒレアシ王国」。超間近でアシカを見られます。気持ちよさそうに足元を泳ぎ回る姿も!

「この冬見るべき 人気の生きものランキング」第3位は、ペンギン。「あふれる水槽」では、手で触れそうな距離でペンギンが泳ぎ回る姿を見ることができます。ペンギン担当・辻さんによると、展示には、落ち着きのある逃げない個体だけを選んでいるのだとか。しかし、ペンギンが水槽から脱走したこともあるそうで、もし見られたらラッキーです。

1日30キロ食べるジュゴン!エサ代の高さはNo.1

CBCテレビ『デララバ』

「この冬見るべき 人気の生きものランキング」第2位は、ジュゴン。国内で見られるのは鳥羽水族館だけ!ジュゴンのセレナは、エサを食べている姿がかわいいと人気。エサのアマモ(海草)を投入する瞬間を見られたらラッキーです。

ジュゴンのエサ代は、日本の動物園水族館で暮らす全ての生きものの中で、一番高いのだとか。アマモを仕入れるコストが高く、1日30キロ食べるため、食費は年間2000万円かかってしまうそうです。

元々は魚の問屋!イルカショーを行っていたのはまさかの海女さん!?

現在、日本一の飼育種類数を誇る鳥羽水族館ですが、勤続年数40年の学芸員・杉本さんによると、最初は生きものの種類は多くなかったそうです。

なんと、鳥羽水族館の始まりは「魚問屋」。隣に「ミキモト真珠島」があり、1950年代は、年間約50万人が訪れるほど大人気だったそう。真珠を目当てにやって来た観光客が船を待つ間、近くにあった魚問屋「丸幸水産」の生けすで泳ぐ魚を見て大喜び。その様子を見ていた丸幸水産の長男・中村幸昭(はるあき)さんが、魚問屋の一角で水族館を創業。開館当初は、ウミガメ、イセエビ、アシカなど、約50種類を飼育していたそうです。

その後、ドーナツ形の水槽など、独自のアイデアで人々の心を掴んでいきました。1960年頃に開始されたイルカショーは、当初、イルカの飼育員ではなく海女さんが行っていたのだとか。

1977年にはジュゴンの飼育を開始。その7年後には鳥羽水族館のラッコが日本で初めて赤ちゃんを産み、空前のラッコブームが到来。ラッコの赤ちゃんを一目見ようと、1日に1万人以上のお客さんが訪れました。2004年に全国の水族館の中で最初に累計入館者数が5000万人に到達。日本一、お客さんが訪れた水族館となりました。

しかし、1990年頃に水族館ブームが起こり、累計入館者数を大阪の海遊館に抜かれ、日本一の称号を失った鳥羽水族館。そこで、杉本さんのアイデアで飼育種類数日本一を目指すことに。発案から2年をかけ、飼育種類数日本一を達成しました。

チャンスは1日2回!絶対見たいラッコの“イカミミジャンプ”

CBCテレビ『デララバ』

「この冬見るべき、人気の生きものランキング」第1位は、ラッコ。国内で見られるのは、鳥羽水族館を含め2か所のみ。メイちゃんとキラちゃんのお食事タイムになると、その姿を一目見ようと人だかりに!お目当ては“イカミミジャンプ”。ラッコ担当・石原さんがイカを投げてガラスに張り付けると、メイちゃんが大ジャンプしてイカを取り食べます!イカミミジャンプが見られるのは、午前中と夕方限定です。

毎週、静岡県からラッコに会いに来るデララバ・鈴木さんによると、乾いた状態のラッコを見てほしいとのこと。基本的に水中で生活するラッコですが、陸に上がって毛が乾いた時はモフモフ感が増すそうです。ラッコは、地球上の動物の中で最も毛の本数が多いと言われており、人間の髪の毛の平均が10万本なのに対し、ラッコは8億本!見たい人は、お食事タイムの後が狙い目です。

自然界のラッコは北太平洋の荒れた海に生息しているため、流されないようにコンブなど長い海草をお腹に巻いて寝るそう。水族館の中は巻くものがないので、2匹のラッコが手をつないで寝ていることもあるのだとか。

冬しか見られない生きもののレアな姿!見られたらラッキーです!

CBCテレビ『デララバ』2024年12月18日放送より

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