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4人に1人がスープを飲み干す高山ラーメンとは!?地元民に聞いた「高山のここ行け!ベスト5」を発表!

4人に1人がスープを飲み干す高山ラーメンとは!?地元民に聞いた「高山のここ行け!ベスト5」を発表!
CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、岐阜県高山市を大特集!

仕込みは午前2時から!世界大会3位のシェフが作るクロワッサンとは!?

CBCテレビ『デララバ』

地元民100人に聞いた「高山のここ行け!ベスト5」を巡ることに!

第5位は「高山陣屋」。陣屋とは、江戸時代の役所のこと。幕末には全国にありましたが、今では高山が日本で唯一現存する陣屋として観光スポットに。罪人の取り調べをする御白洲(おしらす)も当時のまま残っています。

江戸時代にできた建物ですが、昭和44年頃まで役所として使われていました。当時は、室内を明るい雰囲気にするため、天井をペンキで全面真っ白にしていたのだとか。重要な建物ということでペンキは消されましたが、うっすら白い跡が残っているのは当時の名残です。

CBCテレビ『デララバ』

「高山のここ行け!ベスト5」!第4位は「トラン・ブルー」。

創業35年の、オープン前から行列ができる大人気のパン屋さんです。食べログランキング(2024年9月1日時点)では岐阜県パンのお店No.1に輝き、名古屋の有名ホテルやレストランも取り寄せるほど。

すべてのパンを作るのは、4代目の成瀬正シェフ。2005年にパンの世界大会で3位に輝いた、日本を代表するパン職人の一人です。

デニッシュ生地の上にフルーツがのった宝石のようなパンや、飛騨の山を表現したマウンテンパン、ハード系を代表するフランスパンなど、約40種類のパンを販売。

中でも一番人気は、お昼の12時頃から焼き上がるクロワッサンです。最大の特徴は生地のサクサク食感!170個ものクロワッサンは飛ぶように売れていきます。

成瀬シェフがクロワッサンの仕込みを始めるのは、なんと午前2時から!

食感を決める重要な作業「生地の折り込み」を1人で行います。でき上がった生地は少し休ませた後にスタッフがカットしますが、成形作業は再び成瀬シェフが1人で行います。実は、丸める際にも、サクサク食感を生み出すテクニックが。一度巻き終わった生地を、反対にしてほどいていきます。

(トラン・ブルー4代目成瀬正シェフ)
「グッと巻くと強すぎる。成形の形は作るが、戻して、軽く巻いていく。こうすると、ちょっと間が空きます」

生地を軽く巻き直すと、最後の2巻き分に少し隙間ができるのだとか。パンは発酵しているので、巻いてから焼くまでの2時間という短い時間でも、生地が膨らみます。その膨らむ時間を計算して、隙間を空けています。隙間を空けないと生地と生地の間がしまりすぎて、パリパリ感がなくなるそうです。

長く愛される「肉玉子焼そば」!古い町並にはテイクアウトグルメも豊富!

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「高山のここ行け!ベスト5」!第3位は「ちとせ」。

創業64年、平日でも地元民で満席になる地域密着の食堂です。人気メニューの焼きそばは、その日に打った自家製麺だけを使用することで、モチモチの食感になるそう。

製造会社が違う3種類のソースを混ぜて使うのは、誰でも親しみやすい味にするため。一番人気は玉子と豚肉をのせた「肉玉子焼そば」!昔から愛されるどこか懐かしい地元民の味です。ゲストの高山出身・清水ミチコさんによると、地元民は半熟の玉子を麺と絡めて食べるとのこと。

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「高山のここ行け!ベスト5」!第2位は「古い町並」。

江戸時代の城下町の佇まいを今に残す高山の鉄板町歩きスポット。テイクアウトのお店もたくさんあって、食べ歩きも楽しめます。

飛騨牛にぎり寿司「坂口屋」は、週末になると行列ができる人気店。最初にテイクアウト用の飛騨牛にぎりを始めたお店で、1日に500人前売れることもあるのだとか!A5等級の飛騨牛を炙ることで上質な脂のうま味を引き立たせ、甘辛の醤油だれとわさびで味付け。トモサンカクという1頭からわずかしかとれない部位を使い、持ち運べるようにおせんべいのお皿で提供しています。

あっさり、シンプル!高山ラーメン発祥の店!

CBCテレビ『デララバ』

「高山のここ行け!ベスト5」!第1位は、100人中31人がオススメした「高山ラーメン」!

あっさりした醤油スープに、細ちぢれ麺、具はチャーシューやメンマ、ネギなど、シンプルな昔ながらの中華そばです。

高山市内中心部は、約20店舗がひしめく“高山ラーメン激戦区”!その中でも地元民のオススメが、創業86年の「まさごそば」。もともと屋台から始まった高山ラーメン発祥のお店です。昔から大人気でしたが、店舗営業となった現在でも、開店前にお店の周りに沿って、ぐるりと60人以上の行列ができるほど。

地元民イチオシの「中華そば」は、創業当時の味を守り続けるシンプルな見た目の“ザ・高山ラーメン”。サッパリしていて最後まで飲み干せるスープは、80年以上ほとんど変わらない味。この味を求めて全国からお客さんが集まります。

スープ作りは、お店に出す前日の早朝6時からスタート。まずは、巨大な高火力鍋でダシ作り。甘みを出すためにニンジン、玉ねぎなど地元産の野菜を、コクを出すためにイワシ、サバ、カツオ、ムロアジの魚介の削り節を入れ、色が茶色くなるまで3時間煮込んでいきます。続いて、コクやとろみを出すための大量の豚骨を約4時間煮込みます。これで、前日の仕込みは終了。

翌日、開店1時間前の午前10時過ぎ。前日にお店で出していた残りのスープに、寝かせていた豚骨と野菜のダシを入れ、さらに濃い口醤油をたっぷり使ったチャーシューの煮汁を加えます。一般的な醤油ラーメンは、提供直前に丼の中で醤油のタレとダシを混ぜてスープを完成させますが、「まさごそば」では醬油もダシも事前に一つの寸胴で全て混ぜ合わせて煮込んでいるそうです。

(まさごそば3代目店主・坂口健司さん)
「昨日のスープは、一晩経つと醤油がなじんでコクのある熟成スープになります。すべてを一緒に煮込むことで、醤油の角が取れて、まろやかになる」

皆さんも高山市を訪れた際には、「高山のここ行け!ベスト5」を巡ってみては?

CBCテレビ『デララバ』2024年10月9日(水)放送

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