爆笑問題・太田光さんが34年ぶりにCBCで名古屋ロケ。石井亮次アナウンサーと共に名古屋の定番を学ぶバラエティ『イチから名古屋』で、台湾ラーメン発祥の店「味仙」の魅力を探りました！
全119品から選ばれた人気メニューランキング！2位「青菜炒め」、1位は？
味仙は1962年創業の台湾料理チェーンで、名古屋を中心に16店舗を展開。2人が訪れた矢場店は、開店前から行列ができ、オープンとともに300を超える席がすぐに埋まるほどの人気です！
店内は、味仙を愛する常連さんで大賑わい。味仙のうちわを振るのは、味仙大好きサークル「マジ味仙」の皆さんです。店に入って早々、「辛いのが、ちょっと自信ない」と明かす太田さんに、石井アナは「コメントは辛口なのに」とツッコミを入れます。
今回は矢場店のメニュー119品から、1日に注文された数でランキングを発表！5位は「手羽先」（94皿）。煮込んだお肉はホロホロで、後からピリッとくる辛さが魅力です。太田さんは「これはビールいけるね！」と味を絶賛。しかし、石井アナが「ビール、頼みますか？」と聞くと、「俺、飲めないんで」と答え、店内は笑いに包まれます。
4位は「酢豚」（143皿）。トロッとした甘酸っぱさではなく、ニンニクがきいてピリ辛なのが特徴。3位は「ニンニクチャーハン」（341皿）。味仙歴40年のお客さんによると、アサリ炒めと混ぜると、最高においしいとのこと。2位は「青菜炒め」（357皿）。ニンニクがきいて、シャキシャキの歯ごたえです。
1位はもちろん「台湾ラーメン」（679杯）。2位とは300以上差をつける圧倒的人気です。
サンドウィッチマンのイチオシは「青菜炒め」！“商品提供の早さ”と“パンチのある味”の秘密とは
2位の青菜炒めは、芸能界きっての味仙好き「サンドウィッチマン」の2人もイチオシ！富澤さんが「必ず最初に頼む。5秒くらいで出てくる」と話すと、伊達さんも「注文したら、もう店員さんが青菜炒めを持っている時がある」と笑います。
石井アナが青菜炒めを注文すると、わずか1分15秒でテーブルに！青菜炒めに限らず、味仙は料理が出てくるのがとにかく早い！
早さの秘密その1は“スペシャル6”による分担調理。注文を伝えるアナウンスマンの声で、炒め物3人、麺類1人、揚げ物1人、チャーハン1人の計6人が一斉に作り始めることで、異次元の早さを実現できるのだとか！
早さの秘密その2は“圧倒的火力”。一般的なガスコンロと比べると、約10倍の圧倒的火力！時間短縮はもちろん、おいしさアップにもつながっているとのこと！
早さの秘密その3は“大量仕込み”。青菜炒めは頻繁に注文が入るため、常に手が届く場所に材料を大量に準備しています。矢場店が青菜炒めに使う小松菜は、毎朝50キロ以上をカットしているそう！
お客さんが「味仙の最大の魅力」と口をそろえるのが「パンチ」のある味！パンチの秘密その１は“ニンニク”。味仙のほとんどの料理に入っていて、1日に使う量は20キロ！みじん切りも粗めにしているため、存在感が抜群です！
パンチの秘密その2は“唐辛子”。砕いた鷹の爪の種までたっぷり入っているので、少量でもかなりの辛さ！1日に使う量は10キロだそう。
パンチの秘密その3は、鶏ガラや野菜などから作った“黄金スープ”。店舗それぞれ独自のレシピで作っているため、同じ料理でもお店ごとに見た目も味も違っているとのこと。
「台湾ラーメン」の辛さは6種類ある！？台湾ラーメンのルーツを探るため、台湾へ取材に！
台湾ラーメンには、辛さが苦手な人のためのメニューもあります。「アメリカン」は、台湾ラーメンを１とするなら、半分の辛さでマイルドな味！
一方、辛さ上級者向けの裏メニューも！「イタリアン」は、台湾ラーメンの3倍の辛さ。ごま油で炒めた後乗せする唐辛子が辛さをアップします。さらに、辛さ5倍の「メキシカン」、辛さ8倍の「アフリカン」。
そして、味仙で最も辛い裏メニューは、宇宙人もびっくりの「エイリアン」！激辛唐辛子にごま油で炒めた鷹の爪をプラスしてあり、辛さはなんと通常の台湾ラーメンの10倍！1週間で2、3人が注文するそうです。
意外にも台湾ラーメンは、台湾には存在しない料理。郭美英社長によると、味仙創業者・郭明優さんが台湾へ行き、担仔麺（タンツーメン）と出会ったことで生まれたとのこと。
そこで台湾へ飛び、台湾ラーメンのルーツをテレビ初取材！「台南担仔麺（タイナンタンツーメン）」は、創業65年の老舗台湾料理店です。担仔麺は豚ミンチとエビが入っていて、見た目が台湾ラーメンとかなり違います。担仔麺は台湾で100年以上愛されており、海老の濃厚な味が特徴の、まったく辛くない庶民の味！台湾ラーメンが激辛になったのは、ニンニクも唐辛子も好きだった明優さんのこだわりが理由とのこと。
太田さんは超激辛のエイリアンに挑戦！一口目でむせて「ちょっと地球から離れていく感じ！」と表現。「それはホンマのエイリアン！」と石井アナに突っ込まれました。
太田さんは味仙の外国人スタッフとも交流。アナウンスマンのオリさんはネパール出身で、家族を日本に呼ぶのが目標と話します。
最後に太田さんは、味仙が愛される理由について「味以上に人を元気にしてくれる秘密が料理の中にある。触れあった人々も、パンチがある人が多かった。パンチが名古屋の元気のもとになっている」と話しました。
CBCテレビ『太田×石井のイチから名古屋 味仙に130時間密着SP』5月24日（水）放送
