ゴールドな生中継!着物姿の女子アナが金沢の金箔の工芸品をレポート!
観光地として人気の石川県金沢市は、国内シェア率98%以上を誇る「金箔」の街でもあります。『ゴゴスマ』の「列島生報告! 今日はダレなんサー」では、MRO北陸放送の兵藤遥陽アナウンサーが現地から生中継。伝統技法「金継ぎ」を紹介しました。
番組初登場の兵藤アナは岐阜県出身。「学生時代に当時のナゴヤドームでビールの売り子をやっていました!」というプロフィールに注目した石井亮次アナが呼び掛けると、兵藤アナはきれいな着物の後ろ姿で登場。「推しは先日、引退を発表した福留孝介選手です!ビールの売り子では、売り上げは銀メダルでしたが、今日の私は『ゴールド』なんです!」と両手をあげるとネイルには金色の輝き、髪には金沢箔があしらわれています。さらに着物は加賀友禅!「今日の私、どうですか?」と聞かれた石井アナは「100点です!いや、ここは金メダルと言うべき?」と答えます。
兵藤アナが訪れたのは、金沢市東山の観光地「ひがし茶屋街」。金箔「金沢箔」を手掛ける「箔一」のセレクトショップ「金澤しつらえ」です。建物は約200年の歴史を持つ歴史的な茶屋建築で、石川県を中心とした北陸の伝統工芸品を扱っています。店の中に入ると、陶器などの割れや欠け・ひびなどを修復する伝統的な技法「金継ぎ」の作業が行われていました。割れた器をつないだ部分に漆を塗り、その上から金粉を撒きます。筆で金粉を払うと、器が新しい姿に再生しました。
筆で金粉作業を見せてくれた木戸口善夫さんは、この道25年の箔蒔絵職人。兵藤アナが「金継ぎにかける思い」を聞くと、木戸口さんは「壊れてしまっても、金継ぎをすることで、器に新しいストーリーを紡いでいける。それが、金継ぎのすばらしさだと思います。そのお手伝いができて、光栄に思っています」と話します。今、割れた器を再利用する「金継ぎ」の伝統的な技は、SDGsとして注目を集めているとのこと。
金継ぎの他、様々な伝統工芸品が展示販売されていますが、2階に併設しているカフェ「茶房やなぎ庵」も人気です。イチ推しは、抹茶のパフェ「抹茶づくし」。和風ティラミスと濃厚マスカルポーネに、ほろ苦い抹茶を合わせ、金箔があしらわれた贅沢な映えるスイーツです!カフェに向かう際に注目してほしいのが、300枚以上の金箔を使用した「金の渡り廊下」!兵藤アナは「映えスポットとして大人気です!歩くだけでもドキドキします!」と緊張しながら、豪華絢爛な「金箔ロード」を渡りました。
カフェのテーブルに着いた兵藤アナは、抹茶パフェを食リポ。一口食べると、たちまち至福の表情になり「おいしい!甘すぎず、濃厚な口当たりで、贅沢な逸品!」と大絶賛です!最後に石井アナが「岐阜出身ですよね!(ゴゴスマは)CBCテレビなので、お母さんが見ていると思います。一言どうぞ!」と呼びかけると、兵藤アナは「娘は、頑張っています!」と口元に少し抹茶が付いたまま、笑顔で答えました。
(9月9日(金)放送 CBCテレビ「ゴゴスマ」より)