パンサー向井の“今年の漢字”は『増』! 愛知県名古屋市から全国大会出場の『書道部』でパフォーマンス!
名古屋市東区にある『愛知県立愛知商業高等学校』は、ミツバチを育てている『ユネスコクラブ』や、全国レベルの『女子ハンドボール部』に『珠算部』など強豪の部活動も数ある高校です。
その中で今回は、「全国で戦える技術と能力を兼ね備えている部活」と自信たっぷりのメールをくれた『書道部』を紹介します。
書道パフォーマンスは体力勝負!? トレーニングが必須な部員たち
現在、部員31名で、創部102年の歴史を誇る『書道部』。通常の書道に加え、10年前からダンスなどを組み合わせ、大きな紙に文字を書く“書道パフォーマンス”にも取り組んでいます。今年は、この部で3度目となる全国大会に出場して、9位という大健闘の結果を収めました。
部員の皆さんに書道部に入った理由を聞いてみると…、「書道パフォーマンス甲子園の全国大会の動画を見て、書道パフォーマンスの魅力にひかれて、この高校に入学しようと思った」と入部が目的で入学した生徒や、「中学の頃はすごく運動が苦手だったので」と入部したという生徒も。向井くんは「結構激しいじゃん、体力的にも」というと「書道パフォーマンスをやることを知らなくて、入って1か月くらいで異変に…(気づいた)」と、それでも辞めずに楽しく続けているよう。
書道の練習を始める前に体幹トレーニングをするそうですが、その体力作りが結構厳しい。元陸上部の副部長がリーダーシップをとってトレーニングをしますが、向井くんが少し体験しただけでも結構つらく、それを10種類も行うそう。
「体力、精神力、いろんなものが必要なんだね」と、体幹トレーニングからも書道パフォーマンスの大変さを感じた向井くんなのでした。
向井くん、書道パフォーマンスに挑戦!
書道部にとっての“今年の漢字”を書いてもらうと…、全身を使った激しい筆さばきに、筆を持たない部員のダンスも加わった書道パフォーマンスで見せてくれました。そして、書き上げたのが『戦』。さらに「何度くじけようと私たちは立ち上がる 心の灯火は消えない 青き日常を取り戻すため 笑利への道を突き進め」と文章も添えられています。
今年、念願の書道パフォーマンス甲子園に出場することができたため、本戦の“戦”と、今コロナ禍でいろいろな方々が“戦っている”という意味を込めて、この字を選んだそう。また、文章中の“笑利(しょうり)”に「笑う」の文字を使ったのは、1年生からの提案によるものだとか。書道部の皆さんが書いた今年の漢字には「何度でも戦う」という前向きで強いメッセージが込められていました。
そして、向井くんも今年の漢字を書いて発表することに。大きな紙に向かう書道パフォーマンスの大変さを実感しながら書いた漢字は『増』。その理由は、コロナ禍で減った学校の訪問も現在は少しずつ増え、そこで会う皆さんの笑顔も増えているのを実感しているとのこと。さらに…「年収が今年増えました」といって、生徒の皆さんから笑いをとったのでした。
(CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』12月8日放送より。
パンサーの向井慧が東海地方の学校を訪ね、生徒や先生を紹介)