震災10年)「渥美サーモン」で故郷を後押し 福島県出身の社長 全国初の画期的な養殖方法とは

シリーズ「東日本大震災から10年、東海地方から考える」

回転ずしの全国チェーン「にぎりの徳兵衛」。客がこぞって注文しているのが、「渥美プレミアム ラスサーモン」です。
プリプリの食感とほどよい脂身が特徴のこのサーモンは、期間限定の販売ながら月に10万貫を売り上げる大ヒット商品になりました。

大人気サーモンの生みの親が、愛知県田原市の林邦康さんです。
世界最先端の技術を使い海水で育てたニジマスを「渥美サーモン」として販売。和食からフレンチまで幅広い分野で注目を集めています。

福島で生まれ育った林さん。転機は10年前の原発事故でした。

  林邦康さん「やはり風評被害。一時期は魚の出荷もぱたっと止まってしまった」

いまも風評被害が続く福島の稚魚を使い、遠く離れた故郷を後押しする林さんに密着しました。

三河湾と太平洋に面した田原市。愛知県の南の端、渥美半島の先端で林さんはサーモンを養殖しています。
「全国初」ここでしか見られない養殖方法とは…?

2021年3月8日放送「チャント!」より

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