女子ウケ進化系ラーメン…「極上の鯛だしラーメン」に「エスプーマ系鶏そば」女子目線でオススメしたい『進化系ラーメン』を食べるべし!
様々なジャンルの達人から教えを請い、使える&役立つ情報をお届け
毎週月~金曜日の夕方、CBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。火曜日の人気コーナー『教えマスター』では、様々なジャンルの達人(マスター)から教えを請い、使える&役立つ情報をお届けしています。
今回のレポーターは、大久保佳代子さんと本田兄弟・本田ひでゆきさん。どんなマスターに、何を教えてもらうのでしょうか?
今回のマスターは、日本初の女性ラーメン評論家・本谷(ほんや)亜紀さん
本田:今回のテーマは「ラーメン」です。
大久保:私、ラーメンは1年に1回食べるかどうかなんだよね。やっぱりスタイル重視の“モデル”っていう仕事柄…
本田:おい、おい、おい!
大久保:ん?何か文句あるか??
本田:・・・。誰よりもスタイルを気にする姉さんに、今回ラーメンを紹介してくださるマスターは、日本初の女性ラーメン評論家・本谷(ほんや)亜紀さんです。
本谷マスター:よろしくお願いします!
本田:マスターは高校時代から年間約350杯、これまで5,000杯以上のラーメンを食べ歩いてきたそうです。今日は、女性ならではの視点で“進化系ラーメン”を紹介してくださいます。
本谷マスター:まず1軒目のお店を紹介する前に、「トマトジュース」を飲んでください。
大久保・本田:トマトジュース??
本谷マスター:あくまで私見ですが、胃を保護する効果と、トマトの成分がむくみを取ってくれる効果が期待できるので、1日2~3杯ラーメンを食べる時には、ぜひトマトジュースを飲んでから食べていただきたいと思います。
大久保:1日2~3杯食べないですけど…。
本田:まぁまぁ。ここはマスターの教えに従ってトマトジュースを飲みましょう。
<ラーメンマスターの教え>トマトジュースで胃腸のケアをしてから食べるべし
本谷マスター:1軒目のお店は、ラーメンが大好きすぎる外国人の店主がオープンさせた、今池駅から徒歩1分の【鞍(くら)】です。
大久保:へぇ、外国人の方なんだ。
本田:こちらでいただく女子ウケ進化系ラーメンって何ですか?
本谷マスター:極上の鯛だしラーメンです!鯛は高級なので全国的にも珍しいんですよ。
<ラーメンマスターの教え>極上の鯛だしラーメンを食べるべし!
本谷マスター:こちらが、“ラーメン愛”がすごいモンゴル出身の店主・ボルジギンさんです。
店主:こんにちは。
本田:店主のラーメンとの出会いは?
店主:学生時代に福岡県で語学留学している時に、博多の屋台で初めてとんこつラーメンを食べて「こんなに美味しいものがあったんだ!」と衝撃を受けたんです。それからラーメン王・石神さん監修の「ラーメン学校」を卒業して、去年お店をオープンしました。
本谷マスター:そんな店主がつくる、女性に大人気のラーメンが『鯛清湯(たいちんたん)そば(830円)』です。
大久保:すごいキレイ!
本谷マスター:上に乗っているのは豚と鶏のレアチャーシューです。まずは黄金色に輝くスープをどうぞ。
大久保:あっ、美味しーい。わかる、鯛だ!ものすごく鯛の出汁が出てる。
本谷マスター:味はさっぱりしていますが、ちゃんと深みがありますよね。
大久保:はい、あります。
本谷マスター:鯛ラーメンが全国的に少ない理由として、調理が難しいことがあります。ですがこちらのお店では、1度鯛を焼いて臭みを取るという、面倒くさい作業をしっかりしてから出汁を取っているんです。手間のかかるこの作業によって、女性好みのあっさりしながらも芳醇なスープになるんですよ。
大久保:美味しすぎて食べるのに夢中で、ひとつもマスターの言うこと聞いていませんでした。麺も美味しいですね。
本谷マスター:さっきから気になっているんですが、本田さん。食べる前に丼の中で麺をぐちゃぐちゃとかき混ぜるのはいかがなものかと…。
本田:僕はいつも混ぜて食べるんです。
大久保:マスター、怒ってますよ。
本谷マスター:いいですか?動かした瞬間から小麦粉の成分がスープに溶け始めてしまって、麺のコシやスープが台無しになってしまうんです。
本田:はい、ごめんなさい。
大久保:確かにこのラーメンは女性向けかも。進化系ですね。
本谷マスター:こってり派の方には、豚骨と鯛のWスープ『鯛白湯(たいぱいたん)そば(830円)』がおすすめ。濃厚なスープがクセになる一品なので、ぜひ食べていただきたいです。
本谷マスター:続いてのお店は、丸の内駅から徒歩2分の【鶏そば 啜る(すする)】。
美しい花びらチャーシューと、泡立つ鶏スープが絶品のラーメンを紹介したいと思います。
<ラーメンマスターの教え>花びらチャーシュー&泡立つ鶏そばを食べるべし!
大久保:今、視界に入っている大将からは、美しいラーメンというのが想像つきませんが…。
本谷マスター:(笑)。若干コワモテの大将のあの手から、かわいいラーメンが届きますので。
大久保:ギャップ萌えしちゃうかも。
大将:お待たせしました。『鶏そば・チャーシュー増し(1,000円)』です。
大久保:何これ?チャーシューの花びらもキレイだけど、とろろか何かがかかってるんですか?
本谷マスター:これはラーメン業界で「エスプーマ系」と言いまして、ハンドミキサーでスープやオイルを攪拌したものです。
大久保:すごーい!ふわっふわの泡だ。美味しい!濃厚に見えるけど、さっぱり・スッキリの鶏ガラスープなんですね。
本谷マスター:まるでカプチーノを飲んでいるような、やさしい味わいですよね。
大久保:カプチーノはコーヒーなんで、そうは思わないですけど。
本田:いやいや、“たとえ”なんですから!
大久保:口当たりがやさしいね。麺もコシがあるけどツルツルな表面で美味しい。
本谷マスター:実はこれ、うどん用の小麦粉を使った“讃岐麺”という種類なんです。なので、伸びにくくコシがあってツルツルとした食感なんです。
大久保:このキレイなピンクのチャーシュー、すごいですね。口に入れると溶けちゃう。歯が要らないくらい。豚のチャーシューなのにこんなに柔らかくて、口の中でとろーってほどけちゃう。
本谷マスター:これは真空低温調理という技法で作られていて、ちゃんと火は通っていますが、レア感を残したままで、生ハムに近いようなチャーシューですよね。
大久保:いいでしょう。生ハムに近いって言ってもいいでしょう。
本谷マスター:テンション上がりますよね。
大久保:上がる!キレイなチャーシュー、泡もキレイで…。でも顔を上げると大将がイカツい(笑)。
本谷マスター:見た目も味も女子ウケする進化系ラーメン。ぜひ堪能してみてください!