【リアルな高校生活】突き、蹴り、投げ、絞め全部アリ…超ハードな武道『空道(くうどう)』高校唯一の部活の自主練が非常に痛そう
豊田大谷高等学校 空道部に“向井”ます!
愛知県豊田市にある、豊田大谷高等学校。
夏の甲子園に2度出場している野球部のほか、サッカー部やソフトテニス部、ダンス部なども全国大会への出場経験があり、部活動が盛んな学校です。
この学校では、全国で唯一の『空道部』を2002年に創部。
超ハードな武道で、突き、蹴りから、投げ、寝技、絞め技、さらには金的や頭突きまで様々な攻撃が認められている21世紀生まれの新しい武道なのです。(※級・帯色によって異なります)
そんな空道部に、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向井”ました!
女子部員 なぜ空道部に?
パンサー向井さん:
「女子部員も2人いますけど、なぜ空道部に入りたいと思ったんですか?」
右目に眼帯を付けている岩月さん(2年):
「小さい頃から空手を習っていて、高校でも格闘技系をやりたいと思いました。(空手との違いは)顔面への打撃があるってことです」
パンサー向井さん:
「その顔面にケガしてるのよ…。それは?」
同・岩月さん(2年):
「これは“ものもらい”です(笑)」
お調子者 実力はエース級
小祿くん(1年):
「自分はー、大切な人がー、街なかでー、悪い不良に絡まれたらー、僕しかー、守ってあげられる人がー…」
パンサー向井さん:
「(さえぎって…)キミはお調子者だな(笑)!」
空道部イチやんちゃな小祿(おろく)くんですが、実力はエース級。西日本大会16歳以下の部の70kg以下のクラスで優勝。そんな小祿君が最近受けたショックな出来事とは…?
パンサー向井さん:
「その“大切な人”は今いるの?」
小祿くん(1年):
「自分が髪の毛を染めて、怖い先生に捕まってしまい、丸刈りにしたらフラれました!」
将来は自衛官や警察官などを夢みる部員が多く、実際に就職した卒業生も多数いるほか、卒業後、空道の世界大会に出場するツワモノも。
そして、この部活には自主練として伝わる伝統的な練習があるんだとか…。
伝統的な練習 脛打ち
種池くん(1年):
「5人くらいが竹刀を持って、1人の脛のところをバンバンバンバンってやります。押忍!」
その脛打ちを見せてもらうと、脛を鍛える部員が床に寝ころび、別の3人で身体を押さえると、竹刀を持った部員が左右の脛を本当に“バンバンバンバン”。
パンサー向井さん:
「うわぁぁぁあ、嘘だろ!…いつもなら『ちょっと俺も』って流れになるけど、絶対に嫌だぞ!こんな怖い練習あるかい」
せっかくなので向井さんも体験しましたが、“バン”くらいで瞬殺。
パンサー向井さん:
「やめてー!コレ、めちゃくちゃ痛いじゃん!」
その後も全国レベルの空道の技を体験し、文字通り部員の皆さんと触れ合った向井さん。
今回の取材で、感じたこととは…?
パンサー向井さん:
「やらなきゃやられる緊迫感を、常に部活で体感しているのは、すごい過程だなと思いましたね。人格形成にあたって礼儀作法とか色んなことを学べて非常にいい部活動だなと。(スタッフに対し…)ただ、本当に〇〇道の部活にお邪魔する際は、事前に一報をいただきたいです!それなりの覚悟をしてから“向井”ますので(笑)」
豊田大谷高校空道部の皆さん、ありがとうございました!