まるでお宝探しのようなスーパー!? 野菜や果物だけじゃない!リピーター続出の「D-MARKET」を徹底調査
愛知県日進市にあるスーパー「D-MARKET」は、青果店が手掛けたスーパーで、特に野菜と果物にこだわっています。お値打ちで新鮮な品揃えが評判で、いつも多くの人でにぎわっています。おしゃべりメガネこと、若狭敬一アナウンサー(以下、若狭アナ)がにぎわう理由を調査しました。
バナナはかなりお値打ち!? 食卓に必要なものをリーズナブルに提供
平日の午前10時半に訪れた若狭アナ。買い物を終えた人に、何を購入したのか尋ねました。
(女性)
「よく来ます。果物が買いたいから。きょうはみかん(を買った)」
たくさんのみかんを購入した女性を見送り、店頭を見ると、いろいろな種類のみかんが陳列されていました。その理由を仕入れ担当・本間さんに尋ねると…。
(果物仕入れ担当・本間正浩さん)
「多いときは(市場で)10個くらい食べてきて、そこでおいしかった物を仕入れてくる」
若狭アナに試食を勧めつつ、仕入れた商品について詳しく説明してくれる店員の知識と熱意の高さも、このスーパーの特徴の1つです。市場で仕入れているみかん以外にも、生産者から直接仕入れている「ハニーベアー」というプライベートブランドのみかんがあるとのことでした。
果物へのこだわりは特に強く、中でもバナナはかなりお値打ち価格で提供されています。
(果物仕入れ担当・本間正浩さん)
「うちはバナナだけはゆずれなくて。バナナは家庭に絶対必要じゃないですか。絶対に買いに来る物は、安く提供したい」
また、夕方になるとバナナのたたき売りも行われ、さらにお得に購入できる機会もあるそうです。
「ほかのトマトが食べられなくなる」野菜の鮮度も自信あり!
野菜の鮮度の良さを目当てに買いに来る客もたくさんいます。店内には、お値打ち価格の野菜がずらりと並んでいました。
(女性)
「ここのは品質がいいし、安い。おすすめはここのニンジン。大きいんです。いつも買いすぎて、冷蔵庫にいっぱい入っている」
週に2回は買い物に来るという人もおり、人気の高さが伺えます。
店員に、野菜の中でも特におすすめの商品を尋ねました。
(果物仕入れ担当・本間正浩さん)
「(熊本県産)うきのミニトマト。このトマト食べると、他のトマトが食べられなくなる」
若狭アナが試食してみると、トマトの皮が薄く、果肉がしっかりしていて甘みが強いことに驚きました。その甘さから、トマト嫌いの子どもでも食べられるようになるそうです。
店員自ら試食して厳選!鍋つゆは約40種類から選び放題
野菜や果物にこだわる「D-MARKET」ですが、他にも人気の商品があります。店内で買い物をしていた客に話を伺いました。
(女性)
「いろんな珍しい物がある。たとえば、木曽路のすき焼きの割り下(を見つけた)。意外なものが見つかるので、宝探しみたい」
若狭アナが見つけたのは、見たこともないほどたくさん並んだ鍋つゆ。その種類は驚くほど豊富で、鍋つゆ担当の川合さんによると、約40種類あるとのこと。全て試食して仕入れているという中から、おすすめの鍋つゆを伺いました。
(鍋つゆ担当・川合美沙さん)
「サンダイナーという九州のメーカー。見たことのないものを探して仕入れています。一番売れているのは、(サンダイナーの)『味噌豚骨鍋スープ』。味が濃くて、最後の〆まで楽しめる」
他にも、「アーモンド担々鍋スープ」といった変わり種商品も取り揃えています。店員自ら試食して厳選した商品は、説明にも説得力があります。
「食卓に夢を持ってもらいたい」新しい食材と出会えるスーパー
店員が商品の魅力などのプレゼンするのが上手な理由について、社長に伺いました。
(下山大輔社長)
「値段が貼ってあるだけだと分からない。これならこの価格でいいよねっていうのを、相対してその思いを伝えて買ってもらう」
店名「D-MARKET」の由来は、“DREAM MARKET”。「食卓に夢を持ってもらいたい」という思いが込められています。
そんな思いを体現するかのように、店長が激推ししているのが、幻のアオテンうなぎを使ったプライベートブランド「青天うなぎ」の蒲焼です。時期によって国産と輸入を使い分けて、その品質には固定概念を覆す発見があるのも魅力の1つです。
なぜ「D-MARKET」がにぎわうのか、若狭アナはこう考えます。
(若狭敬一アナウンサー)
「スーパーマーケットというよりも、宝探しのような場所なのかもしれませんね。『D-MARKET』のDは、新しい食材との出会いのDなのかもしれません」
お近くにお住まいの方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」2025年1月13日放送より