キャンピングカーで岡山から白川郷、さらに青の洞窟!?行き当たりばったりの家族旅に密着!
名古屋駅からお出かけする人について行く、「アナタの旅についていき隊」。入社3年目のCBCアナウンサー松本道弥隊員(以下、松本アナ)が旅行者に声を掛け、承諾してもらえたら旅先について行きます。今回は、名古屋駅では誰にもついて行けず、場所を変えて岐阜県の「川島パーキングエリア」で旅行者を探しました。
両親と名古屋で合流!「白川郷」と「上高地」へ向かう旅行者
名古屋駅太閤通口で旅行者らしき人を探していると、リュックサックを背負った女性を発見。どうして名古屋駅にいるのか聞いてみると…
(女性)
「今から旅行に行く。上高地」
東京からやってきた女性は、奈良から来る両親と中間地点に当たる名古屋で、これから合流するとのこと。明日、長野県の上高地へ行く前に、今日は岐阜県の高山と白川郷へ向かうそうです。
(女性)
「(Q白川郷では何をみる?)合掌造り」
白川郷の合掌造りを見るのは初めてだという彼女に、「旅について行きたい」と交渉するも、残念ながらNG。後日、上高地の絶景写真を送ってくれました。
その後も、様々な旅行者に出会いましたが、残念ながら旅にはついて行けませんでした。
「川島パーキングエリア」へ移動!キャンピングカーで旅行中の家族を発見
このままでは、誰の旅にもついて行けず企画の存続に黄色信号が灯ってしまいます。そこで場所を変え、東海北陸自動車道にある「川島パーキングエリア」に移動しました。
「アクア・トトぎふ」や観覧車などがある「河川環境楽園」に隣接していて、一般道からも利用できる人気スポットです。ここで車移動する旅行者に声をかけ、旅について行く作戦に挑みます。さっそく岡山ナンバーのキャンピングカーを見つけ、持ち主を直撃!
(宮本多津美さん)
「(Qキャンピングカーでどこまで?)白川郷、朝出てきた」
朝7時に岡山を出発し、約6時間かけて川島パーキングエリアに来たという宮本さん一家。これから家族4人で白川郷へ向かう予定と聞き、松本アナが熱心に同行を交渉したところ快諾。カメラを持ってキャンピングカーに同乗させてもらいました。
(宮本多津美さん)
「(Q白川郷への期待感は?)白川郷は雪で有名、一度は行ってみたい」
娘さんも、白川郷が好きなアニメに登場していたので行ってみたかったと言います。
行き当たりばったりで岡山から白川郷、最後は青の洞窟で旅する宮本家
宮本家の旅は、いつも大まかな目的地は決まっているものの、ほぼ行き当たりばったりだといいます。移動は基本的に車で、今回の車旅は岡山から白川郷まで。その距離、高速道路で466㎞!旅のお供は約20年前に当時350万円したという、中古のキャンピングカーです。
なんと宮本さんは、350万円のキャンピングカーを家族への相談なしに購入。奥様から約7年間のお小遣い没収の罰を受けたそう…。
(宮本多津美さん)
「男はそれでくじけちゃいけん」
川島パーキングエリアを出発して約2時間、無事に白川郷に到着。岐阜県の重要文化財に指定されている9棟を含めた、25棟の合掌造りが見学できる白川郷野外博物館「合掌造り民家園」を散策します。
白川郷と言えば「かやぶき屋根」。約20〜30年に一度ふき替えられ、村を上げて行われることもあるそうです。大きな屋根になると、作業は100人以上が携わる大事業になります。
子どもが小さい頃から、毎年のように家族旅行に出かけていたという宮本家。父親の多津美さんが、いつも突然「旅行へ行くぞ」と言い出し、各地に旅行へ出かけたそうです。
(宮本多津美さん)
「(家族)みんなそろったら、心が一番安らぐ。全員集まるのが一番うれしい」
その後、旅の途中で宮本家の三女も仲間入り。旅の目的地もグーンと延びて、能登半島の先端にある「青の洞窟」まで行ったそう!宮本家の行き当たりばったりな車旅には、温かい“家族愛”が詰まっていました。
CBCテレビ「チャント!」7月21日放送より