ゲンキに若返り健康スペシャル「顔ヨガ」で脳活性&「サバ缶料理」で血管若返り
サマリーSummary
ゲンキリサーチャー:古坂大魔王、なすなかにし
ドクター:白澤卓二、池谷敏郎
脳の老化セルフチェック
下記の項目に1つでも当てはまったら、脳が老化している可能性があります。
□怒りっぽくなった
□外出が億劫になった
□同じ物を買ってしまう
□最近の事を思い出せない
□落ち込みやすくなった
□計画通りにできなくなる
脳を活性化!顔ヨガで認知症予防
手を動かすのと同時に顔の表情を変える「顔ヨガ」は、脳の若返りにつながります。ポイントは、異なる2つの動きを同時に行うデュアルタスク。日常生活ではあまりしない動きをする事で脳の前頭葉が活性化されます。前頭葉は、脳の司令塔とも呼ばれ、感情や意欲、思考などを司る部分。この部分が衰えると、怒りっぽくなったり、外出が億劫になったりなど、認知症のリスクが高まってしまうのです。また、顔ヨガは顔の筋肉も動かすので、肌にハリを与え、表情が豊かになります。
<プクプク危機一髪>
▼フグのように頬を交互に膨らませる
▼膨らませた側の手をパーに、反対側はグーで頬を触れる
▼最後は頬に空気をためて、目をパッチリさせ息を吐く
<おいしいウサギとカメ体操>
▼黒目を左右に動かすのに合わせて舌も左右に動かす
▼目線を向けた方の親指と小指を交互に立てる
ラグビー日本代表に学ぶ脳トレ
昨年ワールドカップで偉業を達成したラグビー日本代表。プレッシャーのかかる試合中でも冷静な判断力を発揮するために、選手たちは特殊な脳トレを行っていました。
問題)私は速すぎてあなたに見えません。でもみんなには私を見る事ができます。私は死ぬまで止まれませんでは私は何でしょう?
(答え:まばたき)
こちらは、ワールドカップ期間中に実際に選手に出されたクイズの1つ。このようなクイズがトレーニング前に出題され、選手たちはトレーニングをしながら答えを熟考。激しいトレーニングの後に答え合わせを行います。
<頭と身体を動かして判断力を鍛える>
ラグビー日本代表のように、体を動かしながらクイズを解いたりすると、脳の頭頂葉と前頭葉が連携し、判断力の強化につながります。日常生活の中で判断力が低下すると、話を理解できず小さなミスが増えたり、物事を考える能力が低下したりして、積極性が失われます。それらは認知症の初期症状の1つでもあるため、日頃から鍛えておく事が大切です。
<日常生活での実践法>
料理をしながらクイズを考えたり、散歩やウォーキングをしながらしりとりをしたりするだけでもOK。頭と身体を動かして判断力を鍛えましょう。
サバで動脈硬化を予防
サバなどの青魚には、豊富なEPAやDHAが含まれており、血管を若返らせる効果が期待できます。事実、血中のEPAの濃度が高い人ほど、心血管疾患による死亡率が3分の1に減るというデータも。手軽に摂取したい方は、サバ缶がオススメ。サバ缶1つで1日に必要なEPAやDHAを十分に摂る事ができます。
~レンジで簡単!GABAサバ料理~
GABAとはトマトに含まれるたんぱく質で、血圧を下げる効果が期待できます。サバ缶とトマトの最強コンビで血管を若返らせましょう。
<材料>
サバ缶 1缶
トマトソース 1缶
チーズ お好み
<作り方>
▼お皿の上にサバ缶とトマトソースを混ぜ合わせてレンジで3分温める
▼仕上げにチーズを乗せたら出来上がり