太っているのは意識の問題!?デブ脳をヤセ脳に変える方法
サマリーSummary
ゲンキスチューデント:馬場ももこ
ゲンキリサーチャー:ハマカーン
ドクター:浅野次義
あなたはいくつ当てはまる?太る人の共通項「デブあるある」
下記の項目に1つでも当てはまると、デブ脳の可能性があります。
・太っている人を見ると安心する
・背中がかけないのを諦めている
・床に落ちた物を足で取る
・自分の写真を撮らない
・お菓子を開けたら1回で1袋食べきる
デブ脳の正体
私たちが食事をする時、脳では「食べたい!」という“欲求”と、「美味しい」と感じる“満足”が、互いにバランスを取っているおかげで、必要な分だけの食べ物を摂取できています。しかし、食べる事が大好きな人は脳が食べ物に過剰に反応してしまい、食べたい“欲求”が高まる一方で、食べた“満足”は感じにくくなっているのです。そのため、いつまでも食べ続けてしまい負のスパイラルに陥ってしまいます。これがデブ脳の正体です。
デブ脳をヤセ脳に変えるテクニック
・食事中にお箸を置く
食事中にお箸を置くと、食事のスピードが緩やかになり噛む回数が増えます。すると、一口一口の味を実感できるため、脳が満足を感じやすくなり食べる量が少なくなります。
・お菓子の袋の匂いをかぐ
どうしてもお菓子を食べたくなったら、お菓子の袋の匂いかぎましょう。匂いは満足と結びつきやすいため、食欲を抑える効果が期待できます。さらに、思い切り匂いをかぐ行為は深呼吸につながります。深呼吸をすると脳から満足感を促すセロトニンが分泌されるため、食べたい欲求を抑えてくれます。
・外食をする場合はヤセた人と行く
脳には、ミラーニューロンといって目の前の人の動作や考えを自分に写し取る脳細胞があります。そのため、ヤセた人と食事をすると、食べるスピードや量が自然とヤセた人と同じになり、結果として食欲が抑えられます。
・食欲が強くなったら食べる以外の行動を取る
食欲が強くなった時、脳は五感を総動員して食べる行動に突進します。この時に食べる以外の行動を行うと、食べたい意識が別の方向に向かいます。それを繰り返す事によって食べる行動に結び付きにくくなり食欲を抑える事ができます。別の事に意識を向けられれば、運動でもゲームでもOK。やりやすい行動で食欲を紛らわせましょう。
買い物でのヤセ脳テクニック
・お守りとして「アタリメ」を持つ
空腹のまま買い物に行った場合、スーパーに陳列された食べ物は目に毒。その時にアタリメを持っていると「お腹が減ったらこれを食べよう」と心に余裕ができます。すると、食欲が抑えられ、衝動買いも少なくなります。また、噛む刺激でも脳は満足を感じるので、少しアタリメをかじってから、スーパーに行くのもおすすめです。
・糖質をチェック
買い物をするときは、栄養成分表示の糖質の数値を他と見比べましょう。脳には前頭葉という理性を司る部分があり、具体的な情報を知る事で「こっちはやめて、これを食べよう!」と自分に有利な行動を取るようになります。例えば、メロンパンなら他のメロンパンと数値を見比べる事によって、より糖質の低い物を選べるようになります。
・調味料を小分けの物に変える
ケチャップやソースなど、かけるタイプの調味料は糖質が高いものも少なくありません。
しかし、通常サイズだと罪悪感なく使ってしまい摂取量が増えてしまいがちです。小分けのものに変える事で摂取量を控えられます。