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CBC若狭アナが三河地方の定番おせち「はぜの甘露煮」を紹介!

CBC若狭アナが三河地方の定番おせち「はぜの甘露煮」を紹介!

TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。愛知県から地元の定番おせち料理「はぜの甘露煮」を紹介しました。

若狭アナが訪れたのは、豊川市の「平松食品 御津工場」。平松食品は大正11年創業の老舗の佃煮専門店。はぜ、アサリなど、三河湾の豊かな海の幸を使った佃煮が人気です。白衣と帽子、マスクを身に着けた若狭アナの後方には、大きな釜が30個以上並んでいます。作っているのは三河地方の定番おせち料理、はぜの甘露煮。今が最盛期で、工場は、いつもより1時間早い朝6時から稼働しています。多い日には1日200キロ、個数にして2万匹もの甘露煮が出来上がります。

CBCテレビ / TBS『THE TIME,』

若狭アナは、工場内を移動しながら、映像も交えて、はぜの甘露煮が完成するまでの工程を全て紹介!「まずは、三河湾で獲れたはぜの内臓を取り出し、1本1本、串に刺します。そしてカリッと焼き上げます。それを一晩寝かしますと、こうなります!」と、たくさんのはぜが入った大きな竹籠の前へ!2人がかりで持ち上げられた籠は、釜の中へ入ります。「一晩寝かせたはぜが釜の中に入りました!まずは、じっくり湯がきます。この工程を3時間かけて行います!」と実況しながら次の部屋へ移動します。

CBCテレビ / TBS『THE TIME,』

「次はタレで煮込みます!60年以上継ぎ足されているタレは、ブレンドされた醤油、さらに水飴、砂糖が入っています。こちらも3時間じっくり煮込んだ後、乾燥室で一晩寝かせます!」と話し、乾燥室へ。中に入ると竹籠がズラリと並んでいます!若狭アナは籠に近づき、さらに細かく実況。「竹籠には放射線状にはぜを並べています!こうすることで焦げ、煮崩れを防いでいます。さらに大事な工程!ちょっと籠を持ち上げ、余分な煮汁を下に落とす汁切りという作業もあります。その作業で少し表面の色が薄くなってきます」と、変わっていくはぜの姿を伝えます!

工程はいよいよ仕上げです。竹籠の内側の網を持ち上げて、鉄網の上にのせると、おいしそうなはぜが露わになりました。「一気に花開きました!何だか、はぜの打ち上げ花火のようです!仕上げに、別のタレをかけます!こちらは、ちょっととろみがあります。照りを出すために、何と寒天が中に練り込まれています!」と実況も盛り上がり、はぜの甘露煮が完成です!

CBCテレビ / TBS『THE TIME,』

若狭アナは、特別に出来たてを試食させてもらうことに。噛み心地や味を堪能し、「骨まで柔らかくて身はしっとりとしています!焼き上げているので、表面の皮はカリカリ感が残っています!」と絶賛です。 最後に若狭アナは、はぜが縁起物である理由を紹介。「はぜの顔は強面ですが、能面の翁に似ていることから、長寿の意味があります!さらに、はぜは素早く泳げるので、目標まで早く達成できるという意味合いも込められています!」と説明し、「三河地方ならではのおせちを味わってください!」と呼びかけました。

(12月12日(月)放送TBS系『THE TIME,』より)

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