CBC若狭アナが愛知県田原市よりアルミホイルで何でも作る「銀紙おじさん」のスゴ技を生実況!
TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、若狭敬一アナウンサーが登場。愛知県田原市からアルミホイルで何でも作る「銀紙おじさん」を紹介しました。
今回の中継は、田原市立大草小学校のグラウンドから。若狭アナが真夏日になりそうな天気予報を伝え、「しっかりと熱中症には気を付けて水分補給をしてくださいね!」と呼び掛けると、生徒たちが「はーい!」と返事。朝礼台に立つ先生風にスタートです。
生徒たちが「銀紙おじさーん」と呼び掛けると、帽子に銀色に光る飾りを付けた男性が「おはようございまーす!」と親指をグッと立て、片足をあげて応えます。よく見るとメガネも銀色です!
銀紙おじさんこと藤城靜男さんは、家庭にあるアルミホイルで昆虫や動物、野菜、果物などを再現するアーティスト。元気に片足でポーズを決めていましたが、御年74歳!小学校や福祉施設で教室を開いたり、展示会を行ったりしています。
子どもたちが手にした銀紙でできたカブトムシ、トカゲ、ホタルは、全て藤城さんの作品。テーブルの上にも、きれいに色付けしたザリガニ、ムカデ、クワガタなどが並んでいます。
藤城さんがアルミホイルアートを始めたきっかけは、サラリーマン時代の30代半ば。慰安旅行で訪れた旅館で、鍋のふたの代わりに使っていた銀紙でチョウを制作し、仲居さんに渡すと大変喜ばれたとのこと。その記念すべき第1作もテーブルに並んでいます。独学で作品を作り続け、大きいものは30分くらい、小さいものなら10分くらいで仕上げます。
若狭アナは「ひときわ目に付くのが伊勢海老!実物大に作るのがポリシーです。トカゲは今にも動き出しそう!チョウも鮮やか!ターンテーブルではカマキリが回っています!」とリアルな作品群を次々に紹介。スタジオからは「精巧な作りですね。素晴らしい!」と絶賛の声です。難しいのは触覚のあたりで、細いので折れてしまわないように繊細さが求められるとのこと。
ここで藤城さんが生中継でクモを制作。若狭アナが生実況に挑戦です!「それでは実際にどのように作っているのか、見てもらいましょう!テーブルには丸めただけの銀紙、足や触覚は細長くよじった銀紙を使います。まずは触覚を頭のあたりに付けます!足を4本まとめて作っていきます。この時点ではトンボのようにも見えています。そこからクルクル丸め、カニのようにも見えます。だんだんクモになっていきます!」とアルミホイルがクモに変わっていく様子を熱く伝えます!
「実は田原市内の小学校では、夏休みの自由研究に提出する子どもがたくさんいて、銀紙禁止令も出たことがあるそうです!」と人気ぶりを物語るエピソードを紹介している間に、繊細な足のカーブが加えられ、見事にクモが完成!速さとリアルな造形に、若狭アナと生徒たちは拍手です。
最後は、アルミホイルで作ったチョウの蝶ネクタイをアピールする藤城さんと一緒に、全員で手を振りながら、中継を終了しました。
(7月8日(金)放送TBS系『THE TIME,』より)