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石田えり【スジナシ】個性爆発!想定越え展開に鶴瓶「抜群やんなぁほんまに」

【2006年4月23日放送】
日本アカデミー賞はじめ、数々の受賞歴を持つ!女優・石田えりさんが登場!「(スジナシへの出演は)本当は恐かったんだけど、恐いものには向かわなきゃいけないと思ったので来ました。」と語る。

設定は「夜のえんがわ」。観客からのリクエストで「パジャマ」を着た鶴瓶と、カジュアルなニット姿の石田、ふたり夜のえんがわに腰掛け、何やらいいムードで即興ドラマがスタート。鶴瓶が「まさか泊めてもらえるとは思わなかった..」と切り出す。しかし!石田の様子が、どうも普通でない!?「え...?」「あれ?なんでパジャマ着てるの?」「何も覚えてない。」等々、展開を無視するかのように全く自分だけの世界。全然噛み合わない。変な間とつかの間の無言状態も。とまどう鶴瓶・・。

実は(後のプレビュートークで明らかになるのだが)、石田は自分自身の中で「宇宙人」になりきっていたのだと言う。石田がイメージする宇宙人とは「何かボ~っとしていて、記憶も定かではなく、何も考えない」らしい。正にそれを演じているのだ。しかし鶴瓶はもちろんそれを知る由も無く(※確かに「宇宙人」とわかるハッキリした情報は石田から発せられていない)、なんとかつじつまを合わせようと必死。自分は未だ独身で、よく知る石田を訪ねて来たその流れから石田の家に泊めてもらうことになった、という状況を作る鶴瓶。しかし石田はその流れに乗って来ない。ならばと、さらなる展開をぶつける鶴瓶・・自分が新任教師であった時の教え子が石田。その石田に惚れた鶴瓶は内に想いつづけて独身を貫いて来た。その気持ちを打ち明け・・やはり石田は乗ってこない(※宇宙人なのだからそんな展開になる筈は最初から無いのである)。業を煮やして「じゃあ何で泊めたの?もう帰ろうかな!」と開きなおる鶴瓶。石田は「そう?好きにしていいわよ..」と引き止める様子も無い。それどころか「男性が女性の所に泊まると言う事は何か期待してるんじゃないか?」と男性論を語り出す。「垣間見た経験から言わせてもらうと(※宇宙人だからの物言い)、優しそうな、真面目そうな、頼りがいのありそうな男の人ほど危険なのよね。」と言う。「何を言うねん。俺はそんな事全然..」と否定する鶴瓶。逆に「男性を泊めるという時に、危ないって事が今までにあったんか?」と問い返す。大きく間を置いて「あった・・」と石田。そこから怒涛の石田・・「どうして男のアレは額に付いていないんだろう?(股間ではなく)額にあれば、その時どう思っているのかハッキリ判るのに・・」。放送であることを忘れているのかいないのか?石田はもっぱらマイペース。明るく真っ向から持論を繰り出しはじめた。

スタジオの観客はそんな石田のあっけらかんとしたキャラに大喜び。前代未聞の大爆笑スジナシがまたひとつ誕生した。

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