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『マサ兄』京本政樹(スジナシ)

「マサ兄」

今回から「スジナシ」がリニューアル。進行役として中井美穂さんが新加入。

設定や鶴瓶さんの衣裳を決め、即興ドラマのOK出しも中井さんが行い、プレビューアトークの際の進行を務めます。そして最後に今回の即興ドラマのタイトルを付けます。鶴瓶さんはゲストとの即興ドラマにより一層集中して演じていただきます。

そんなリニューアル初回のゲストは京本政樹さん。鶴瓶さんとは「必殺仕事人」で組んで以来の付き合いになるという。設定は「6畳一間のアパート」。鶴瓶板付き、京本フレームインで始まった。

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鶴瓶は作業員の衣裳を着て、窓辺に立っていると、勢い良く京本が入ってきた。

その第一声は「誰やお前!」。2人が知り合いでは無いことが早くも決定。京本はこのアパートに住む服部の借金を取り立てにやってきたという。一方の鶴瓶は工事の連絡をするために服部家を訪れた木村だと名乗る。服部の行き先を知らないかと、興奮気味に捲くし立てる京本をよそに、鶴瓶は自分は木村という者で服部のことは全く知らないとの一点張り。

すると京本が次の展開を見せる。昔どこかで鶴瓶会ったことがあると言う。するとその台詞に反応した鶴瓶にスイッチが入った。そんな鶴瓶に京本が名前を聞く。「正和」と告げた鶴瓶は続け様に「ワレそんなことまだしとんのか」と豹変する。一瞬状況が掴めなった京本だが、そこは百戦錬磨、実にうまく切り返した。「マサ兄!」と叫ぶ京本。鶴瓶は京本の嘗ての兄貴分のマサ兄だったのだ。

鶴瓶は別の連中に頼まれて、京本を探していたのだ。そして見つけ出して連れて行くのが鶴瓶の仕事。待ち伏せしていたところに京本がやってきたという。連れ出そうともみ合い、乱闘になるが、そこは若い京本に軍配があがる。しかし、京本は元兄貴の手前逃げ出すことは出来ず、必死に懇願する。

今度こそ心を入れ替えて真面目になるので見逃して欲しいと。その表情を見た鶴瓶、やはり昔の弟分はかわいいのだろう、黙って逃がすことにする。そんなことをしてもしバレたら鶴瓶だってただで済むわけがない。京本はただ頭を下げ続けていた。

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そこに中井さんからOKの声がかかった。

2011年4月12日初回放送

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