『悪い女』鶴田真由(スジナシ)
「悪い女」
今回のゲストは実力派美人女優、鶴田真由さん。
普段は聡明な印象のある彼女だが、実はこの手の番組にぴったりの変幻自在な女優さん。鶴瓶さんを自由自在に操り、見事手玉に取ってしまった。設定は「民宿」。スタジオにはこぢんまりとした民宿の受付の周辺が作られた。
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先にやってきた鶴瓶。客のようだが、民宿の主人は不在。そこへ同じく旅行者の鶴田が入ってくる。お互い一人旅のようだ。そこで主人が現れるまで椅子に座って世間話を始める2人。最初は他愛も無い会話が続くが、一人で旅行に来たことに興味を持った鶴瓶は、手相を見ることが出来ると言い、鶴田の手相を見ることになった。
手相によると、どうやら最近男と別れたということが分かる。すると突然泣き出す鶴田。大粒の涙をポロポロと。そこで鶴瓶は、男との別れたのは良かったんじゃないかと慰める。すると「あなた知ってるんですか?」と突如噛み付いてきた鶴田。なんとか取り繕うとする鶴瓶に対し「良かったって言うけど、うちの旦那がどんな人か知ってるんですか?」と先ほどよりテンションを上げて怒り出す。それでも手相を盾に別れたほうがいいと主張する鶴瓶に、泣きと怒りが入り混じった鶴田は、テーブルに置いてあった箸を鷲掴みにして投げつけた。バシャーンと激しい音共に、床に散らばる箸。
そこで次の手を繰り出す鶴瓶。「いずれ現れる」と断言し、自分がさりげなく独身だと売り込みつつ、次の恋が待っていることを鶴田に伝えた。そもそも鶴瓶自身も“新宿の母”に「近々良い人が現れる」と言われたらしい。しかも「その相手は失恋した人」と暗に?いや、堂々と鶴田に向けて台詞を発射した。
このあからさまな発言に、鶴田は鶴瓶の手を取って「もう一度言ってください」と目をまっすぐ見つめて言った。お、何やら恋愛モード?
それに乗っかった鶴瓶は「将来を決める人が現れる、と“新宿の母”に言われた」と勝負に出た。すると鶴田の頬が少し赤みを帯びて、「私も言われたんです」と。「言われたんですか?」「はい」と幸せな笑みで頷く。「新宿の母に?」「いえ、池袋の母に!」違う占い師に同じ予言をされた2人、そして鄙びた温泉宿で運命的な出会い。まさに占い通りの奇跡のシチュエーション。
そこで鶴瓶はその占いを確かなものにするために「あなたの名前の頭文字がMって言ってましたわ!あなたはMですか?Mですか?」すると鶴田が少し間を置いて、そして満面の笑みで「Mでーーーす!」と両手を天高く掲げた。
これは正に天の導き!?
「Y?」「Y!Yです。ユキオ」興奮する鶴瓶と思わず口元を押さえる鶴田。だが、こぼれてしまう笑顔は隠せない。
鶴瓶「マユミ?」「マユです」・・・あれ?でも、まあいいか。
鶴田「ご家族は?」「私独身です」「え、・・・独身なんですか?」少しテンションが下がる鶴田。
改めて鶴田「おいくつですか?」「55です」「(小声で)55で独身・・・」口元を押さえ、今度は明らかにテンション下げて、ため息混じりに「(さらに小声で)違うかもしれない・・・」
そこから必死に巻き返そうとする鶴瓶。
「あ、家族はいますよ、何人?そっちは何人と池袋の母に言われましたか?」
「こどもは2人いま・・」被せて「こどもは2人います!兄のこどもが2人」
「兄の子ではなくあなたの・・」
「あ、そこまで池袋の母は当てますか!実は私は嘗て結婚していて、ある事情で・・」
とどこまでも鶴田に合わせる鶴瓶。
「分からなくなってきた・・・」と頭を抱える鶴田。しかし鶴瓶はこの恋を実らせようと必死に抵抗する。そして「マユさん、け、け、け、けけけけけ、けっこ、けっこ、けけけけ・・・」と一気に型をつけようとする鶴瓶。すると「いいえ、その前にまだ別れてないんです」と制する鶴田。そこで駄目押しの「何年でも待ちます」と決意表明。そこで満を持して鶴田からの爆弾発言「1000万用意できますか?主人に借金があって、それが主人と別れる条件で・・・」「・・・・」「1000万お願いします」
鶴瓶の恋粉砕・・・!
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OKでーす、と中井。
2011年6月14日初回放送