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寄贈されたゾウの像。クオリティの高さと愛情に感動

寄贈されたゾウの像。クオリティの高さと愛情に感動

昨年7月に亡くなった岡崎市東公園動物園のアジアゾウ・ふじ子。彼女を再現した実物大の像を、岡崎城西高校美術部の生徒たちが制作し、展示されています。『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント・石坂美咲は先日実際に現地を訪れ鑑賞。24年間ふじ子を担当した飼育員・山西さんにも話を聞きながら、その圧倒的な存在感や、生徒たちの思いが込められた作品の魅力をリポートしました。聞き手は西村俊仁アナウンサーです。

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ふじ子とは

1968年生まれのふじ子は1982年に広島県福山市から岡崎市東公園動物園へやって来て以来、43年間にわたり岡崎のこどもたちを見守り続けてきました。

西村「もうレジェンドですよ」

石坂「こどもたちのアイドルとしてずっと愛されてきた」

動物園の人気者として、多くの来園者の思い出の中に残る存在です。

今回話題となったふじ子像は、亡くなった後に制作が決まったものではありませんでした。実は、生前の2024年から岡崎城西高校美術部が制作に取り組んでいたといいます。
岡崎城西高校美術部では、毎年文化祭で大型作品を制作しており、その年の題材として選ばれたのがふじ子でした。

実際に生きているふじ子を見に行き、研究しながら制作。 その後、文化祭作品として終わるのではなく、動物園へ寄贈するために素材や構造の改良を重ね、現在の形へと完成したそうです。

実際に見に行ってみた

石坂は実際に岡崎市東公園動物園を訪れ、現在ふじ子像が設置されている元の飼育施設へ足を運びました。 像は体長約3メートル60センチ、高さ約2メートル70センチの実物大です。
遠くから見た瞬間、石坂は「あれ?ふじ子いる?違うか、みたいな」と思ったほどだったといいます。

それほどまでにリアルだった理由は、細部への徹底したこだわりにありました。
近くで見ると、肌のシワの凹凸や毛並み、うっすらと生えている産毛まで細かく再現されています。さらに背中についている砂も、実際にふじ子が暮らしていた飼育施設の砂を使っているそうです。

石坂「本当に本物がいるかのような存在感」

また、ふじ子を24年間担当してきた飼育員の山西さんも作品を高く評価していました。

「肌の質感とか、リンゴを鼻でつかんで口に運ぼうとする姿っていうのが、とても再現度が高いですね」

長年ふじ子を見守ってきた飼育員からのお墨付きに、作品の完成度の高さがうかがえます。

生徒たちの思いが宿る

石坂が特に印象的だったと語ったのが、ふじ子像の表情でした。 像の表情はどこか穏やかで、まるで笑っているようにも見えたといいます。
その印象について山西さんは、「きっと学生さんたちが見るふじ子の印象なんでしょうね」と話していたそうです。

さらに、施設内には美術部の生徒たちが制作に取り組む様子を記録した映像も流されていました。

石坂は「この子たちは幼い頃にこの場所に遊びに来ていて、ふじ子のことが大好きだったんだろうなと思った」

単に特徴を写し取るだけではなく、長年親しんできた存在への愛情や思い出が込められているからこそ、“命の温度”を感じる作品になっているのではないかと石坂。

石坂「思いがあるからこそ、こんなにも命の温度を感じられるような素敵なふじ子像が出来上がったんだろうなって思って、ちょっと感動しました」

西村「身体の内部に含まれているパッションみたいなものも、全部そのふじ子像の中にみんなの分が内蔵されてるっていう感じなんでしょうね」

ふじ子の記憶を未来へ

現在、ふじ子の“生きた証”を未来へ残すため、3Dデータを活用した骨格標本制作の募金も行なわれています。

また、岡崎市東公園動物園では毎週土日祝日の午前11時から、飼育員による「ふじ子スポットガイド」も実施されているそうです。
天候などによって開催状況は変わるため、石坂は動物園のInstagramなどで確認してほしいと呼びかけました。
また、情報が掲載されていない場合でも、岡崎市動物総合センターへ直接問い合わせて問題ないとのことです。

思いがこもった超リアルなふじ子像。長年愛されてきたふじ子の記憶は、生徒たちの情熱と地域の思いによって、新たな形で受け継がれていきそうです。
(ランチョンマット先輩)
 

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