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選手からファンサ?地元民の熱量!大迫力の「ラリージャパン」観戦記

選手からファンサ?地元民の熱量!大迫力の「ラリージャパン」観戦記

11月6日から9日まで、愛知・岐阜の各地で行われた「世界ラリー選手権ラリージャパン」。世界最高峰の自動車競技のひとつであり、FIA 世界ラリー選手権(WRC)の日本ラウンドとして開催されました。普段私たちが走る公道を舞台に、ドライバーたちがタイムを競います。『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント・山本衿奈はこの「ラリージャパン」を観戦。11日の放送で、その感動を光山雄一朗アナウンサーに語りました。

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公道を駆け抜けるラリーカー

光山が「150kmとか160kmとかで走るんですか?」と尋ねると、山本は「もっとです」と即答。
市販車をベースに改造したラリーカーが、見慣れた道を猛スピードで走る。そんな身近さがラリーの大きな魅力だと語ります。

これまで山本は、豊田スタジアムに設けられる整備拠点「サービスパーク」で観戦していましたが、今年は趣向を変えて愛知県新城市のタイムアタックを行なうコースへ。
チケット入手が困難な中、唯一取れた観覧エリアだったそうで、ラリージャパンの人気ぶりがうかがえます。

大迫力の観戦エリア

到着した会場は、田んぼに囲まれたのどかな風景。
「本当にここでやるんですか?」と思うほど静かな空間に、突然エンジン音が響き渡り、わずか5秒後にラリーカーが姿を現しました。

最後のカーブを抜け、ゴールまでの約300メートルを一気に駆け抜ける様子に「『本当にこんなスピード出るんですか?』という速さ」と驚いた山本。
首を左右に動かしてやっと追えるほどのスピードとエンジン音の迫力に、思わず息をのんだそうです。

リエゾンの魅力

観覧エリアからラリーカーまではおよそ100~150メートル離れていましたが、そこから3分ほど歩くと「リエゾン」と呼ばれる移動区間に到着。
ここではラリーカーが法定速度で公道を走る姿を、歩道から間近に見ることができます。

このリエゾンはチケット不要のため、地元の人々が沿道に集まり、選手たちに声援を送っていました。
山本も途中からリエゾンに移動し、半分以上の時間をここで過ごしたそうです。

信号待ちで止まるラリーカーから、選手たちがドアを開けて手を振ったり、窓からグーサインを出したりと、ファンサービスをする場面も。
競技直後の選手の表情を間近で見られるのも、リエゾンならではの醍醐味です。

地元民の圧倒的な熱量

山本が何より驚いたのは、地元の中年女性たちの熱心な応援でした。

10枚ほどの国旗を用意し、通過する選手ごとに国旗を持ち替えて声援を送っていたとか。
さらに、選手の名前や次に通る順番まで把握していたそうで、その知識量の多さに「ちょっと負けた気になって…私は車好きとか言ってるのに…」と圧倒された様子です。

それを聞いた光山も「いわば解説者みたいな、そのトークを楽しみながら目の前でレースも見られる」と興味津々。
ラリーが地域に深く根付き、地元住民に愛されているようです。

今年で4年目を迎えたラリージャパンは来年5月にも開催が決定しており、さらなる盛り上がりが期待されます。
日本の道を舞台に世界のトップドライバーが競うこの熱い戦いに、また多くのファンが魅了されることでしょう。
(ランチョンマット先輩)
 

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