落合英二2軍監督の涙が結実!中日ドラゴンズ14年ぶりファーム日本一

中日ドラゴンズが14年ぶりにファーム日本一に輝きました。10月5日放送のCBCラジオ『あんななのなななっ!』では、生まれる前から中日ドラゴンズファンの"あんなな"こと安藤渚七が、読売ジャイアンツを16対3で破った快挙を振り返りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く16得点の圧倒劇
「めでたすぎる。ファーム日本一、おめでとう!」
コーナー冒頭から興奮を隠せない安藤。「もうね、ほんとに嬉しかった。ドラゴンズファンの皆さんは同じ気持ちの方ばかりじゃないでしょうか」と喜びを爆発させました。
ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行なわれた「ファーム日本選手権」で、ウエスタン・リーグ優勝の中日ドラゴンズが、イースタン・リーグ優勝の読売ジャイアンツを16対3で破り、14年ぶりの日本一に輝きました。
試合は序盤からドラゴンズのペースで進みました。先発の仲地礼亜投手が三者凡退の立ち上がりを見せると、2回には宇佐見真吾捕手と村松開人選手の連続タイムリーで先制。6回には尾田剛樹選手、土田龍空選手、マイケル・チェイビス選手のタイムリーで5得点を挙げ、9対0と大きくリードを広げました。
7回には駿太選手がライトへツーランホームランを放って勢いをつけると、9回にも5点を追加。結果は16安打16得点という圧倒的な内容での優勝となりました。
「ファーム最後にぐぐっと追い上げて、その勢いそのままに日本一まで走り抜いた。まさにそんな感じでしたよね」
去年の涙、今年の歓喜
このチームを率いたのは、昨年まで1軍で投手兼育成コーチを務めていた落合英二2軍監督です。安藤は特別な思い出を語ります。
「実は私、去年のホーム最終戦に行っていたんですが、監督、コーチ、そして選手が1年の感謝の気持ちも込めてグラウンドを1周するとき、英二さん、ずっと涙を流してたんですね。それが本当に忘れられなくて」
最下位から抜け出せなかった悔しさなのか、コーチとしての不甲斐なさなのか、その涙の理由は本人にしかわからないと安藤は語ります。
「たったひとり、ずっとずっと涙を流しているあの姿を見て、すごく責任感が強い方なんだなっていう印象があります」
今年、2軍監督に就任するまでには様々な葛藤があったという落合監督。井上一樹監督の熱い要請を受けて就任を決意したことを考えると、今回の日本一は特別な意味を持つ優勝となりました。
「英二さんだから優勝まで行けたんじゃないかと思ってます」
日本一から始まる未来
優勝監督インタビューでは、選手たちを褒めながらも「褒めすぎるとすぐ天狗になるんで、あんまり褒めずにやっていきます」とユーモアを交えてコメントしました。
「選手たちでこの監督を優勝させたいみたいな、やっぱそういうところもひとつのパワーになっているのかな」
シーズン中も選手に寄り添い、飴と鞭を使い分けながら選手のテンションを上げていく落合2軍監督の姿が印象的だったと安藤は振り返ります。
「この優勝、日本一が無駄にならないように、この経験を経て、選手たちが来シーズンどんな戦いを見せてくれるのか、今から注目です」と、若手選手たちの更なる成長に期待を寄せて締めくくりました。
コーナーの最後には、ドラゴンズの優勝を祝う1曲、May'nの「ONEBLUE.」をオンエアしました。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。