「タイヤが取れた!」免許取り立ての娘からの恐怖の電話

9月24日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「ハラハラしました」。 免許を取ったばかりの娘からかかってきた衝撃の電話とは?車のタイヤにまつわる、思わず手に汗握るエピソードの数々を北野誠と松岡亜矢子が紹介しました。
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「ハラハラすると言いますと、免許取り立ての娘でございます。高卒で就職してすぐに事務と運転をしなければならなかったので、私が命をかけて助手席に座りました」(Aさん)
信号機も踏み切りもない田舎で練習しても話にならないと考えたAさんは、わざわざ街の伊勢市まで娘を連れて行き練習させました。
「信号機が来るたびにサイドブレーキを握る右手に手汗がにじみました。もうこれほどのスリルがあるでしょうか。踏切では教習所の車と違い、停止線の位置がわからない。『もうちょい、もうちょい。うわー』ってな感じで、伊勢市内の半日のドライブが終わりました」(Aさん)
「タイヤが取れた」の衝撃電話
次の日曜日、娘が女友達の同級生と買い物に行くことになり、Aさんは車の任意保険に加入して万全を期して送り出しました。
「すると、30分もしないうちに娘から急に電話がありまして、『タイヤが取れた』と言ってきました」(Aさん)
よく聞くとホイールカバーが外れたということでしたが、Aさんの反応は切実でした。
「私は『そんなのはもうどうでもいいから、とりあえず戻ってこい。生きて帰ってこい。頼むから生きて帰ってこい!』と電話を切りました。いや、本当にハラハラしました。これは松原タニシさんの怪談より怖いと思いました」(Aさん)
松岡「『タイヤ取れた』は怖いですね」
北野「ホイールカバーとは全然違いますから」
松岡「嫌ですね。娘から『タイヤ取れた』って電話かかってきたら」
北野「どんな状態やねんと。走行中にタイヤが取れたらもう事故ですから。お父さんに電話する前に警察や」
低い車高がさらに下がった
この投稿に反響がありました。なんと、実際にタイヤが外れた人がいるというのです。
「高校の同級生のコウジくんが彼女の家に車を走らせてすぐにガクンと車高が下がったそうです。ただでさえ車高の低いスープラの車高がさらに下がり、『何が起こった?』となっていたら、その瞬間、右側を黒いタイヤが猛烈な速度で過ぎ去っていったそうです」(Bさん)
タイヤがなくなったスープラはグリップを失い、火花を散らしながら蛇行運転を開始。エンジンブレーキを利かせ、ハンドルでカウンターを当てながら、なんとか橋の欄干にぶつかる寸前で車を止めることができたといいます。
「原因はホイール泥棒だったらしく、他のタイヤもボルトが緩められていたそうです。幸い、コウジくんは無傷で済んだとのことでしたが、『タイヤって外れるとすごいスピードで転がるんだ』と笑ってました。そんなに怖い思いしたのに笑い飛ばすコウジくんを見て、『こいつは大丈夫か』と逆に思いました」(Bさん)
「タイヤが俺を抜いた」
「タイヤは取れますよ。父が若い時、名阪国道走行中に外れたそうです。今となっては原因がわかりませんが、今でもこの場所を通るたびに『この辺で外れた』『タイヤの方が俺を抜いていった』と」(Cさん)
北野「タイヤの方が速いんですね。重さがない分、勢いよく転がっていくだけだから」
北野は、突然タイヤがバーストするという話はよく聞くものの、それもめちゃくちゃ怖いと話します。さらに、タイヤが外れて自分の車を追い抜いていくこともあるのかと驚いていました。
娘の運転にハラハラする親の気持ちから、タイヤが外れた実体験まで、思わず手に汗握るエピソードばかりでした。
(minto)
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