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暑すぎて疲れてる?ボカロ楽曲の祭典「ボカコレ2025夏」を振り返る。

暑すぎて疲れてる?ボカロ楽曲の祭典「ボカコレ2025夏」を振り返る。

8月21日から25日にニコニコでボカロ楽曲の祭典『The VOCALOID Collection 2025 Summer』(ボカコレ2025夏)が開催されました。2000年から開催された「ボカコレ」も今回で10回目。7000を超える楽曲が投稿されました。9月21日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、清水藍と番組プロデューサーが、投稿楽曲からおすすめ曲の紹介を交えて「ボカコレ2025夏」を振り返ります。

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暑すぎてさっぱりしたものが…

毎回「ボカコレ」ではメディアパートナーを務めつつ、楽曲の投稿も続けている『RADIO MIKU』。

清水「今回は『ボカコレ』の振り返りということで、やはり楽曲をメインで作っているこの方にもご登場いただきましょう!」

登場したのは、番組プロデューサーで楽曲制作も手掛けるみくばんP。

みくばんP「本当はちゃんとしたボカロPに来てほしいんですけどね、いつものインスタントな感じで」

今回投稿された7,000曲の中で「アトランダムに100曲程度聴いた」というみくばんPに、今回の特徴を尋ねる清水。

みくばんP「爽やかでメロディアスなものが、久しぶりにたくさんあるなって思いましたけどね。たぶんこの夏が暑すぎて、みんな疲れちゃったんじゃないですか?さっぱりしたものが欲しいな、ところてん食べたいな、みたいな(笑)」

一方の清水も「以前はEDMや尖った印象の曲が多かったけど、今回は温かみのある懐かしい曲が増えた」との印象のようです。

MEIKOのドラムンベース

今回投稿された曲の内訳は、TOP100が2,377曲、ルーキー3,019曲、REMIX601曲。
新たに新設された「エキシビション」部門には、番組チームも含め1,012曲が投稿されたそうです。

清水「エキシビションはランキング対象外で、再生数を気にせずのびのびと楽しめる発表の場という感じでしたね」

まず、みくばんPがおすすめ曲「!hypergray」(Kugaloxa feat. MEIKO)を紹介。「好みのドラムンベース」とのこと。
「ドラムンベース」について、高い音(スネア)で鳴る高速ドラムに対し、ベースが譜割りが大きくどっしりと鳴っている間を、浮遊感のあるコードが被るのが特徴、と説明します。

みくばんP「今までドラムンベースのMEIKOがなかったわけではないけど、この曲は音のバランスがとても良くて、音数は少ないのに薄さを感じない。
あとはMEIKOの張り上げる感じがうるさくなくて心地いい。Kugaloxaさんは熟知されているなと思いました」

好みがダダ漏れ

清水「今回、おすすめは2曲あるんですが夏らしいものを選んでみようかなと。複数のバーチャルシンガーが歌っているものを選んでみました」

清水が最初に紹介したのは、ルーキー14位の「夕凪、それとほんの少しの青に呑まれて」(玲亜 feat. 初音ミク・ナースロボ_タイプT)。
この曲について「好みがダダ漏れ」と絶賛する清水。

もう1曲は、TOP100から「正しい夏の終わり方」(内緒の秘密 feat. 初音ミク)を紹介。
タイトルとは裏腹に爽やかなピアノポップで、一見明るい中にどこか不穏さも内包した曲です。

なお番組の最後には、投稿曲「最終回」(清水藍 with みくばんP feat. 初音ミク・MEIKO・KAITO)も紹介。
楽曲名は生配信をおこなった際、視聴者から「番組らしいキーワード」を募った結果、「最終回感」から選ばれたとのことで、「出オチ、というかドッキリ」とみくばんPが説明しました。

次回の「ボカコレ」は2026年2月開催が発表されました。次回はどんな投稿曲が集まるのか、今から楽しみです。
(葉月智世)
 

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