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踊る楽しさは世代を超えて!進化する今どきの盆踊り

踊る楽しさは世代を超えて!進化する今どきの盆踊り

8月もいよいよ終わりに差し掛かってきました。各地で開催された夏祭りに参加された方も多いのではないでしょうか。8月26日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』ではそんな夏祭りの定番、盆踊りの話題で盛り上がりました。ディスコ世代のつボイノリオ、パラパラ世代の西村俊仁アナウンサーが、小高直子アナウンサーとともに踊りをテーマに語ります。

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いま、盆踊りがアツい

きっかけはリスナーからのこんな投稿でした。

「今年の夏の思い出は、盆踊りに参加して踊ったことです。初めて参加するお祭りでしたが市のオリジナル盆踊りがあり、特色がありました。振りは見よう見まねで踊りましたが、とても楽しかったです。来年も参加したいです」(Aさん)

つボイ「なにやら今年、いろんなところで盆踊りが例年よりも盛んなような気がしています」

年々盆踊りの盛り上がりを感じているというつボイ。

小高「歌謡曲とかみんなが知っている曲を盆踊りにアレンジして、若い人たちも参加しやすいように工夫していたり、見よう見まねで参加しやすいような振り付けを新たに考えてくれたりする盆踊り大会が増えましたよね」

盆踊りをしたことがない人たちも「これだったら参加してみよう」と思えるように趣向を凝らしていることが、近年盆踊りが盛り上がりを見せている要因のようです。

世代を超えて

つボイ「そもそも集団で踊るということは、日本人は昔からやってるんですよ。僕らが若い頃も盆踊りはあまりやりませんでしたけど、ディスコブームだったので。みんなで踊るのって楽しいんだってそこで感じて」

場所や曲こそ違えど、「同じ曲に合わせてみんなで踊る」という行為においては盆踊りもディスコも同じです。ディスコで感じた楽しさを通して、つボイは娯楽の本質は変わらないのだと実感したようです。

小高「アニメの曲であったり歌謡曲であったり、新しい盆踊りに参加して楽しいなと思ってたら、たまに昔の曲も流れてくるんですよ。そしたらおじいちゃんおばあちゃん達が張り切って踊って、それを見て若い人たちが教えてもらおうかなと思ったりして」

幅広い世代に向けた音楽を選ぶことで、踊りをきっかけとして輪が広がっていくこともあると小高。踊る楽しさは世代を超えるのです。

ディスコ曲も?

つボイ「我々の年代でいうと『テンプテーションズ』とかも入れてもらったら嬉しいね」

小高「往年のディスコで使用されていたような曲ですね」

70~80年代のディスコを盛り上げた曲たちを盆踊りに使用すれば、当時世代だった人たちも盛り上がるのではと考えたつボイ。

つボイ「『スリー・ディグリーズ』とかも踊ったら、また余計に幅が広がりそうですよ」

小高「『ダンシング・ヒーロー』なんかもね」

荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」は愛知県の盆踊り曲として長く親しまれ、全国へ広がっていったという経緯があります。
他にもZ世代からも絶大な人気を誇る「マツケンサンバⅡ」や、こどもも踊れる「パプリカ」といった曲が、最近の盆踊りではよく踊られているようです。

パラパラも同じ

これに対し、今年46歳の西村からはこんな提案が。

西村「盆踊りの中にパラパラがあったりすると面白いんじゃないでしょうか」

小高「もうすでに、ちょっとそんな要素もあるよね」

パラパラは1990年代の平成初期に流行したダンスで、社会現象にもなりました。近年では「平成レトロ」の影響もあり、SNSを中心にZ世代にも注目されています。

西村「パラパラはまさにみんなで同じリズムで踊って楽しい。これも盆踊りと同じですよね」

「平成の盆踊りはパラパラなのかもしれない」と格言を残した西村。そしてつボイはさらに一歩先の盆踊りを語ります。

つボイ「ディスコはみんなで揃えて踊るという時期もありましたが、フリーフォームでそれぞれが自由な振り付けで踊るというのもありました。今盆踊りに欠けているのはそれです」

あえて振りを決めず、各々が思うままに自由に踊る。振り付けを知らない人も気兼ねなく踊れるかもしれません。
「1曲くらいはバラバラに踊るのがあってもいいんじゃないでしょうか」と、新しい盆踊りの可能性を提案したつボイでした。
(吉村)
 

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