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加藤愛アナが岐阜県飛騨市神岡町の愛されフード『神岡とんちゃん』を調査! 10種の牛ホルモンの食感とシメが2度も楽しめるスタミナ料理

加藤愛アナが岐阜県飛騨市神岡町の愛されフード『神岡とんちゃん』を調査! 10種の牛ホルモンの食感とシメが2度も楽しめるスタミナ料理
CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されフード

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、富山県との県境に位置する『岐阜県飛騨市神岡町』の『神岡とんちゃん』です。

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【動画はコチラ】ほぼ飛騨市・神岡町だけ愛されフード『神岡とんちゃん』をいただきます!【チャント!】

神岡町のとんちゃんは牛ホルモン!

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地元の方によると、「“とんちゃん”と言うけど、豚じゃない」そうで、牛のホルモンを使うとか。味噌やニンニクがきいたタレにからめて、鉄板で焼いて食べるもの。神岡町はかつて鉱山で栄え、そこで働く人たちから広まった郷土料理だとか。

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いくつか店がある中で、町の人に聞いた『たからや』は、昭和30年代に創業。とてもおいしい肉がお値打ちに食べられると評判の老舗焼き肉店です。この店の『神岡とんちゃん』は、浅底の鍋の中にタレがからまった牛ホルモンとたっぷりの野菜。よくかき混ぜて、玉ねぎがしんなりしたら、食べ頃だとか。加藤アナも「“とんちゃん”というと豚」とイメージしていましたが、ご主人によると「とんちゃんは、朝鮮半島の言葉で“内臓”のこと。“トン”は“豚”だから…という流れからでは?」とのこと。

鉱山労働者のスタミナ食から家庭の味へ!

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『神岡とんちゃん』は、いろいろな部位がミックスされているのが一般的。『たからや』では、国産牛の小腸や大腸、胃など約10種類の上質なホルモンを使っています。味わった加藤アナは「おいしい! 部位によって、全然食感が違う。プリップリのところもあれば、コリコリしたところもある」と様々な歯応えを楽しみます。味つけは、ご主人のお母さんが試行錯誤のうえ、考え出した秘伝のタレ。味噌とニンニク、トウガラシなどを混ぜたパンチのある味が特徴です。

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神岡町は、かつて東洋一といわれた鉱山の町。明治以降は一大産業として多くの人が働き、戦後から1960年代にかけては特に活気にあふれていたそう。そんな労働者のスタミナ食だったとんちゃんは、そのおいしさからだんだん家庭でも食べられるようになり、今ではスーパーマーケットなどで冷凍パックの商品も販売されています。

『たからや流』の楽しみ方 焼き肉→神岡とんちゃん→シメ2回

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この店の常連さんは、まず、焼き肉を堪能してから、『神岡とんちゃん』へ。そして、シメはきしめん。とんちゃんの汁が残った鍋に投入します。これを目当てに来るお客さんも多いそうで、加藤アナも「しっかり味が染みている」と満足な様子。そこで、さらにご主人が「もう一つシメがあるんです!」と持ってきたのが“カレールー”。ご飯も投入し、雑炊風の“カレーごはん”が完成! お客さんのアイデアをヒントに出来たシメのシメなのです。加藤アナは「合う! とんちゃんでうまみがプラスされてるので、複雑な感じ」と、家では簡単に作れない深い味に大満足!

CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されフード

かつては、鉱山で力仕事をする人たちを支えたスタミナ食。今では神岡町の食卓に欠かせない愛されフードとなりました。

(CBCテレビ「チャント!」8月10日(木)放送より)

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