ＣＢＣラジオ『しろくじちゃんとアホロートルが寝る前にほめるラジオ』は、シロナガスクジラのゆるキャラ・しろくじちゃんと、お笑いコンビ・アホロートルの林廉と安田遥香が、リスナーを褒めて癒すヒーリング番組です。6月9日の放送には、コバンザメのばんちゃん、イイダコのいっちゃん、アオリイカの青山ゲソさんが登場！リスナーから寄せられた「ホメビア」を海の四天王が評価します。

既視感あり？「ホメビアの海」

「ムダな知識が明日のあなたを変える。『ホメビアの海』へようこそ！」とコーナーを始める、ホメビアプレゼンターの林。

「ホメビアの海」では、リスナーから寄せられた“生きていく上では全く役に立たない”ムダなほめ知識「ホメビア」で、いかにほめられるかを品評します。

安田が「既視感がすごい。完璧なオマージュ」と某番組との類似点を指摘しましたが、林は華麗にスルーしてコーナーを進めます。　

品評の方法はシンプルで、各審査員が手元にある「ホメボタン」を押すことで、その「ホメビア」にどれだけ感銘を受けたかを表現するものです。

各審査員の持ちホメは「25ホメ」。最も多くの「ホメ」を獲得した「ベストホメビア」の栄冠は、どのリスナーに輝くのでしょうか。

縁起が良い四天王

「クジラとタコとサメとイカは縁起がいい」（Aさん）

早速、たくさんの「ホメ」が鳴り響く中、林が解説を読み進めます。

「クジラは昔から苦（く）を知らず、タコは多幸（たこう）と結び付けられています。サメは強さからサメの歯を持つことで魔除けになると中世ヨーロッパでいわれているそうです。イカはスルメにすることで長く保存ができることから幸せが長く続くとなり、結納で送られるのはそのためです」（Aさん）

このホメビアは合計「57ホメ」を獲得。しろくじちゃんが15ホメ、ばんちゃんが17ホメ、いっちゃんが12ホメ、ゲソさんが13ホメという結果でした。

ビートルズ来日の影にＣＢＣあり？

「ビートルズを初めて来日させたのはＣＢＣ」（Bさん）

今回の「ホメ」はパラパラ。審査員にはあまり響いていない様子です。

「1966年6月29日にビートルズが来日したのは、中部日本放送ことＣＢＣが招集した。理由は海外アーティスト公演運営の豊富な経験と、外貨の貯蓄があったからとネット記事に書いてありました」（Bさん）

このホメビアは合計「53ホメ」を獲得。しろくじちゃんが15ホメ、ばんちゃんが13ホメ、いっちゃんが10ホメ、ゲソさんが15ホメという結果でした。

10ホメと辛めのいっちゃんは、「ちょっと、うちらに関係ないかな」とコメントしました。

給湯器の音にやさしさが

「給湯器からメロディーが鳴るのは視覚障害のある方のため」（Cさん）

一瞬の沈黙ののち、たくさんの「ホメ」が鳴り渡ります。

「メロディが鳴るお風呂の給湯器を、業界で最初に始めた会社がノーリツです。視覚障害のある人が何のお知らせであるか分かるようにメロディが鳴るようにしたという趣旨の説明をしています。確かに、単にピーピー鳴るだけでは、電気ポットなのか炊飯器なのか、それとも洗濯機なのかわかりづらいですよね。視覚障害のある人にもわかりやすい工夫、もっとほめられるべきです」（Cさん）

解説中も「ホメ」は鳴り続けます。

このホメビアは合計「84ホメ」を獲得。しろくじちゃんが23ホメ、ばんちゃんが21ホメ、いっちゃんが20ホメ、ゲソさんが20ホメという結果でした。

スーパーほめソングで赤ちゃんも笑顔

「スーパーほめソングは、赤ちゃんを泣き止ませることができる」（Dさん）

ラストですが、「ホメ」はポツポツ。審査員は皆、あまりピンと来ていない様子です。詳しく聞いてみましょう。

「今年初めに生まれた僕の可愛い初孫ちゃんは、先日放送されたひらめちゃんの“スーパーほめソング”を聞くと、それまでギャン泣きしていたのに、天使のような笑顔でキャッキャと喜びます」（Dさん）

「スーパーほめソング」とは、シンガーソングライターのひらめさんとの共同制作中の楽曲のこと。先日の放送でデモバージョンが流れていました。

解説を読んでも「ホメ」はほとんど鳴らず。しかし、なぜかスコア発表ではしろくじちゃんが24ホメ、ばんちゃんが19ホメ、いっちゃんが22ホメ、ゲソさんが20ホメという高得点に。合計「85ホメ」でトップという結果になりました。

「そんなに押しとったっけ？」「いいの？これ」と気になって仕方がない安田を尻目に、Dさんの投稿がベストホメビアに選ばれました。

Dさん、おめでとうございます！
（minto）