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蕎麦の食べ方はつゆだけじゃない?滋賀県の「道の駅 近江母の郷」

蕎麦の食べ方はつゆだけじゃない?滋賀県の「道の駅 近江母の郷」

毎週金曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、西村俊仁アナウンサーがお勧めの道の駅を紹介しています。6月6日の放送で紹介したのは滋賀県米原市にある「道の駅 近江母の郷」です。。良質な水に恵まれたいわゆる「蕎麦処」であるこの土地では、一風変わった蕎麦の食べ方を楽しむことができるそう。聞き手は安藤渚七です。

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琵琶湖を眺めながら

湖岸道路沿いに位置するこの道の駅は、まさに琵琶湖のほとりの休憩所。駐車場に車を停めると、反対側にはもう琵琶湖の絶景が広がっています。

安藤「ロケーション最高!」

西村「道の駅に車を停めて、何をするでもなくお散歩するだけでもいいんですよね」

水辺ということもあり感じる風も爽やかで、存分に自然を感じることができるそう。レンタサイクルで琵琶湖沿いを自転車で駆けるのもよさそうです。

西村「それから、道の駅に隣接する形でテニスコートがあったり、体育館みたいな施設があったりするんです」

スポーツ施設が付帯している道の駅はなかなか珍しいのではないでしょうか。大きな芝生広場もあるので子ども連れにもピッタリ。キッチンカーも出店しているそうなので、気になるものを買って芝生でのんびりしても気持ち良さそうです。

小皿に分けて

そんな「道の駅 近江母の郷」で西村がお勧めしたいのは、水の美味しいこの土地ならではのグルメ。

西村「皿そばを知っていますか?」

安藤「皿そば?」

普通、蕎麦といえばせいろに盛られていたり、もしくは暖かい蕎麦ならどんぶりに入っているものです。皿そばはその名の通り、お皿に盛られた状態でいただく蕎麦なのだとか。

西村「直径15cmくらいのお皿に、僕でいうと二口分くらいのお蕎麦が盛られています」

それが5皿ついて1人前として提供されるようです。
実は伊吹山周辺は「日本そば発祥の地」とされ、この皿そばの文化も幕末の頃から愛されてきたとか。

他にも兵庫県の出石や山口県など、いわゆる「蕎麦処」とされる土地では、こういった食べ方をすることがあるようです。

お好みで

この道の駅を訪れた時に初めて皿そばを食べたという西村、その独特な食べ方がとても面白いと感じたそう。

5皿で1人前のこの皿そばは、5枚の皿を重ねて積んだ時にちょうど箸と同じ高さになるくらいでなかなかのボリューム。どうやって食べるのでしょうか。

西村「まず1皿目はおつゆをかけましょう」

そばつゆで食べる。いたってシンプルなお蕎麦のいただき方です。蕎麦といえばこれ。ちなみにそばつゆは徳利に入れるのが皿そば流です。

西村「2皿目はお塩で食べてみましょう」

安藤「え?すごく通っぽい!」

蕎麦そのままの味を引き立てる塩。もともと蕎麦好きだという西村ですが、ここまで蕎麦の味を感じられるんだ!と感動したとか。
そしてさらにさまざまな食べ方をプレゼンします。

西村「出汁と薬味だけでとか、わさびだけでとか、とろろや卵、大根を乗せたり」

安藤「トッピングできるんですか?」

調味料やトッピング、薬味の組み合わせで、何通りもの味を楽しめるのが皿そばの最大の魅力のようです。自分好みの味を追求してみたくなります。

ぜひ家庭でも

名古屋名物の「ひつまぶし」のように、味の変化を楽しみながら食べ勧めることができる皿そば。5皿なんてぺろりと食べられてしまいそうです。

西村「そして最後は蕎麦湯をかけて、暖かい蕎麦で締める」

安藤「へー!蕎麦湯?」

西村「蕎麦に蕎麦のゆで汁をかけているので、蕎麦オン蕎麦みたいになってるんですよ」

最後は蕎麦本来の味を噛みしめて食べるのが皿そばの流儀のようです。本当に蕎麦の美味しい土地だからこそできる食べ方なのではないでしょうか。

安藤「蕎麦といえばつゆでいただくもの、みたいなイメージがあったけど、いろんな食べ方ができるんですね」

西村「この皿そばを食べに行くのももちろんいいんですけど、家庭で蕎麦の世界を広げてみてもいいですよね」

これから夏に向けて暑くなる時期、家で冷たくつるっと食べられるそばを食べる機会も増えるかと思います。いつものそばつゆもいいですが、薬味やトッピングで蕎麦の食べ方にひと工夫してみてはいかがでしょうか。
(吉村)
 

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