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生ごみを減らすには?野菜の傷み具合の見分け方、教えます。

生ごみを減らすには?野菜の傷み具合の見分け方、教えます。

5月30日は「ごみゼロの日」でした。消費しながら生活している以上ゼロは無理だとしても、普段からごみを減らすためにできることはありそうです。5月28日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「ごみゼロの日」について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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6月5日まではごみゼロ週間

5月30日は「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」と定められ、ごみの減量化やリサイクルを促す啓発活動が全国各地で行われています。

小高「当初は環境美化運動でごみを拾うことで『ごみを捨てない心を育む』というのが目的でしたが、今ではさまざまな分野に広がってます」

つボイ「そうなんですね。ごみを減らすことは食糧問題から環境問題まで幅広く関係する、大切なことですからね」

実は「ごみゼロの日」の5月30日から「環境の日」の6月5日まで1週間を「ごみゼロ週間」となっています。
全国各地でごみ減量とリサイクル推進を目的とした環境啓発習慣として扱われているそうです。

しなびた=腐ったと勘違い

家庭から出るごみの多くは生ごみで、可燃ごみのうちおよそ30~40%を占めると言われています。

小高「特に野菜が多いようですよ。例えばキャベツやレタスは、一番外側の葉が傷んでいても数枚ほど葉を剥がせば、まだ中はきれいということもありますよね。

またジャガイモやニンジン・大根も、表面が少ししなびていても中の芯がしっかりして変色や変な匂いがしなければ腐っていません。ちょっと厚めに皮をむけば食べられる場合があります」

つボイ「細かく切って、カレーやミートソースに混ぜ込んでしまえば大丈夫って言うことですよ」

しなびた=腐ったと勘違いして多くの野菜が捨てられていそうだと語る2人です。

AIと野生のカンで判断

他にも野菜が傷んでいると勘違いされやすいのが黒ずみ。

小高「例えば、ゴボウを切った時に断面が赤やピンクになっていることありますよね?これは傷んでいるのではなく、ポリフェノールや鉄分が空気と反応して色が変わっただけなので、匂いや手触りに異常がなければ問題なく食べられますよということ。レンコンの黒住も同じですね」

つボイ「白菜の黒い点々も、食べていいと聞いたことあります」

ちなみに白菜の黒い点々はポリフェノールなので、食べても問題ありません。
葉物野菜に出てくる黒い点々は、多くの場合は「ゴマ症」と呼ばれる、野菜の生理現象。天候不順や低温環境、肥料過多などのストレスで、野菜の葉に黒い斑点(ゴマのような点々)が現れる現象です。

実は生成AIに画像を撮って送ると、食べられるかどうかの判断を手伝ってくれるサービスがあるそう。
ただし、AIはあくまでも写真を基に判断するだけです。最終的には、私たち人間が匂いや手触りなどで判断するしかありません。

明らかに変な匂いがしたり、ぬめり・糸を引く・液体状になっている・切った断面がぐちゅぐちゅとしているといった場合は明らかに腐っている可能性が高くなります。
特にこれから夏に向けて食べ物が傷みやすい時期だからこそ、判断は注意しましょう。
(葉月智世)
 

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