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中日・髙橋宏斗投手に尋ねた「実際のところ」

中日・髙橋宏斗投手に尋ねた「実際のところ」

5月24日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、中日ドラゴンズの髙橋宏斗投手に、若狭敬一アナウンサーが気になっていることを尋ねました。現在のピッチングの状態について話す髙橋投手、気になる今後について語ります。

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ストレスが顔に出た

5月14日にバンテリンドームナゴヤで、髙橋宏斗投手から聞いたことを報告する若狭。

遡ること1ヶ月ほど前のこと。髙橋投手は勝てないストレスから、左頬に大きなニキビができていたそうです。

その後、5月2日の金曜日、マツダスタジアムでの広島東洋カープ戦で先発して7回2失点。今シーズン2勝目を挙げました。

5月10日の土曜日、阪神甲子園球場での阪神タイガース戦では負け投手にはなりましたが、同じ7回2失点と内容は上々。

5月14日の水曜日にバンテリンドームで、若狭がニキビについて尋ねると「見て下さい。もう痕になってます」との答え。

若狭「髙橋宏斗投手がアップで映された時は、左頬の真ん中あたり、小さなホクロみたいになってますんで注目してもらいたいです」

ピッチングの良い兆し

肝心のピッチングの状態を聞くと、練習中に強いシュート回転が出てきたそうです。これは「ピッチングが良くなる兆し」だとか。

シュート回転には、強いシュート回転と弱いシュート回転があり、弱いシュート回転は「垂れる」と言って、バッターの手前で少し落ちてしまうそうです。そのためバッターに捉えられてしまうとのこと。

強いシュート回転は、吹き上がるような軌道でバッターを詰まらせることができるそうです。

シュート回転が強いか弱いかの分かれ目は上半身と下半身の連動が関係するそうです。上手くいっていない時は弱いシュート回転になり、上下がバチッと合うと強い球になるとか。

腹筋、背筋、腰回り。この体幹を意識して、丁寧にキャッチボールを繰り返すことでバッターの手元で強いシュート回転をする球を磨くことができるとのこと。

若狭「細かい技術面を全て言語化して伝えてくれました。ぜひバッターの手元で詰まらせるような、吹き上がるようなシュート回転を投げて欲しいと思います」

調子は上々?

若狭がこの話を聞いた後のピッチングが5月17日、東京ドームでの読売ジャイアンツ戦でした。

7回1失点。自らの二塁悪送球で1点を取られましたが、7回1失点ですから投球内容は非常に良いピッチング。

若狭「このところ7回を投げて1~2点に抑えているので、髙橋宏斗投手の実感と実際の試合の結果がリンクしてきている。勝ち負けはリンクしてないんですが、内容自体は良くなってる気がしましたね」

髙橋投手は一軍でエースでありながら、後日二軍の投内連携の練習に参加。セカンド送球練習を怠りませんでした。

若狭「当たり前かもしれませんが、前回のミスを払拭して次に生かそうとしているんだなと言う気がしました」

そして5月24日はバンテリンドームでの阪神戦で先発。5回まで1失点で抑えていましたが、6回に2点返され、3対3の同点に。

結果はドラゴンズが5対4で勝ちましたが、髙橋投手は6回3失点で勝ち負けはつきませんでした。

若狭「ぜひ彼の強いシュート回転と守備での二塁送球。そして何より左頬のニキビの痕に注目してもらいたいと思います」
(尾関)

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