たっちゃんの横文字大反省会!「コミット」から「プトカポ」までぶった斬る!

CBCラジオ『たっちゃん部』は、愛知・岐阜・三重の3県の高校生たちによるラジオ番組コンテスト「トーク甲子園2024」優勝者にして現役高校2年生のたっちゃんが、「たっちゃん部」部長として自由気ままに活動する放課後青春バラエティ番組です。11月26日の放送では「横文字」をテーマに、日常でつい使ってしまうカタカナ語についてたっちゃんが持論を展開。自分も無意識に乱用してしまっている横文字について、学校でのエピソードを交えて語りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く横文字をやめたい!
「横文字を使うのをやめたいよ~」と切り出した、たっちゃん。
母の影響で「カタカナ語」の乱用に抵抗感があるたっちゃんですが、学校でうっかり使ってしまって、友人をきょとんとさせてしまうことが多々あります。
たっちゃん「気づいたら、自分が文句つけてた“そっち側”に回ってるんじゃないかって。そういうところに非常に危機感を覚えているところであります」
元来「日本語好き」なたっちゃんは、この傾向を正していきたいと考えています。
カタカナ語のメリットは、「話している側が“かしこ”がれる」ということのみ。
たっちゃん「基本的には伝わりづらいですし、あまりメリットないなって。やめていきたいなと思ってるんですよ」
「ライザップ」の影響?
たっちゃんがうっかり使ってしまうカタカナ語のひとつは「コミット」。
部活の先輩から「最近忙しそうだけど、練習とか大丈夫?」と心配してもらった時に、たっちゃんは「大丈夫っすよ!しっかり本番までにコミットしていきますから」と答えてしまいました。
たっちゃん「コミットってね、ライザップでしか聞かないですからね。大体あそこで覚えたんじゃないかなと思って。テレビCMを放映し続けることの影響力の強さみたいなのをふと感じる、そんな瞬間でもあったりします」
あのインパクトのあるCMは、日常会話にまで影響を及ぼしているようです。
ウザさ倍増の横文字
続いては「クレバー」。
たっちゃん「賢いって、日本語で素直に言えばいいものをですよ、クレバーって言っちゃうんですね」
「〇〇さんって本当にクレバーだよね。本当すごいと思うわ」
この使い方は、たっちゃん的には100歩譲ってOK。問題は次の言い方です。
「君さ~もうちょっとクレバーに考えたらいいんじゃない?」
たっちゃん「こんなん言っちゃったらね、一発退場ですからね。ウザい!普通に言われてもくそウザいのに、こんなん言われたらウザさ100倍になっちゃいますからね。本当に良くないなって思います」
批判的に使われる「クレバー」は、ウザい以外のなにものでもありません。
まさかの横文字祭り
そして「ペイ」。
たっちゃん「かけたコストとかリソースとかを、しっかり回収した上でプラスアルファでリターンが取れるとか。そういう使い方もできるんですけど」
「コスト」「リソース」「プラスアルファ」「リターン」。横文字を使いたくないはずのたっちゃんですが、一気に4つも使ってしまいました。
たっちゃん「だめですね、こりゃ。どうしよう。完全に脳がやられてしまっています」
そんなたっちゃんの「ペイ」の使い方はやや特殊。
テスト前、友人から「あそこの勉強どうやっている?」と聞かれると、たっちゃんは「これ以上勉強にリソースを割いてもペイできる気がせんから、勉強すんのやめてるわ」と答えています。
ダブルで問題発生?
たっちゃん「まず前提として、諦めずに勉強しなさいっていう。さらに“意識高い系ビジネスマン用語”みたいなのを、こんなしょうもない会話に持ってくるなっていう。ダブルで問題が発生するっていうね」
はい、たっちゃんはまた無意識にカタカナ語「ダブル」を使ってしまいました。
たっちゃん「いやー本当にね、どうなっちゃうんだよ情けねえやっていう。そういう感じなんですけど」
次から次に横文字を使ってしまう自分に、ため息が止まらないたっちゃんです。
何が「プ」で何が「トカポ」なのか
最後は「プトカポ」です。
たっちゃん「これ、皆さんも意外と言っちゃってるんじゃないすか」
たとえば朝の場面で「やべ!財布忘れちゃった。ああープトカポしてねえわ!」。
たとえばプレゼンテーションの場面で「ここでしっかりとプトカポしていくことが、プロジェクトの成功に大きく寄与するんです」など。
何が「プ」で、何が「トカポ」なのか。意味をしっかりわかって使ってほしいと訴えるたっちゃんです。
たっちゃん「まあ、こんな言葉はないんですけどね」
ガクッ。かなり古典的なオチがついたところで、今回のたっちゃん部はここまで。カタカナ語をやめたいと言いつつ、かなりの高頻度で使ってしまっているたっちゃんでした。
「プトカポ」を知らずに慌てた方もいるのでは?実は私もそのひとりです。たっちゃんの作戦勝ちですね(笑)。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。