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マグロの値段を超えた!タコが高騰する理由

マグロの値段を超えた!タコが高騰する理由

10月23日の日本経済新聞にこんな見出しが登場しました。「タコ高騰、世界で引っ張りだこ」なんとタコの小売り価格が高級魚のマグロを超えたそうです。24日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、CBCアナウンサー佐藤楠大と山本衿奈、つボイノリオが、価格高騰するタコについて語り合いました。つボイがタコに関する豆知識を披露します。

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タコの価格高騰の理由

総務省の9月の小売物価統計によると、マグロは100gあたり499円、一方でタコは100gあたり507円と、マグロを8円上回る価格となりました。
高級魚のイメージのあるマグロを、安価なイメージのタコが超えるという衝撃。

理由は世界の需要増加、円安、輸送費上昇で値上がりが止まらないということです。
記事の見出しにもあるように、まさに世界に「引っ張りだこ」の状態となっています。

放送の前日、つボイが担当する同局の『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、このニュースに対しリスナーから寄せられたそうです。

「昨日の昼飯は冷凍タコを具にしたソース焼きそばにしました!」(Aさん)

つボイ「自慢!これが自慢になるんや!」

いまやタコを食べたことが自慢になるのです。

どうなる?たこ焼きの中身

タコの価格高騰により、私たちの生活に非常に身近なたこ焼きにも影響が出そうです。
なんと、サバやホタテに変わるのではないかという話もあるんだとか。

つボイ「たこ焼きじゃなくてサバ焼きじゃないか(笑)」

たこ焼きの概念が変わってしまいそうですが、家でたこ焼きを作る時は遊び心でさまざまな具材も入れたくなるもの。

タコ一択というつボイですが、あるリスナーはタコの代わりにちくわを入れるそうです。タコに食感が似ているのでしょうか?

山本はたこ焼きパーティーをする時に、明太子、チーズ、ウインナーなどを入れるとか。

山本「それらも美味しいから、サバやホタテも合いそうな気がします」

佐藤「これを機会に、いろんなたこ焼きの中身が別のものに置き換わっていくかもしれません」

たこ焼きが消える未来

今後さらにタコの価格が高騰すると、たこ焼き自体もなくなってしまうのでしょうか?

つボイ「タコに似ているイカを入れたら…でもイカも高くなりましたよ」

つボイはよくイカの缶詰を買うそうですが、昔はぎっしりイカが入っていた缶の中身が「今や汁ばかり」と不満を漏らしました。
いろんなものの値段が上がってきているので、イカやタコだけの問題ではないのかもしれません。

そもそも90年前に大阪で誕生したたこ焼きは、ハイカラな食材だった小麦粉に安かったタコを加えて庶民のおやつとして発展してきました。

佐藤「タコを入れられなくなると、たこ焼きの90年続いた文化がもしかしたら次の世代とかでなくなっていたら…」

終始たこ焼きが世間からなくなることを心配している佐藤でした。

豆知識。なぜ10月はOctoberと言うのでしょう

ここでつボイ博識を披露します。

つボイ「タコは英語でoctopus(オクトパス)言いますけど、なぜそう言うのでしょう?」

これは『oct』はラテン語で8。『pus』は足となり、『octopus』で8本足を意味しています。

つボイ「じゃあ10月はなんて言います?」

佐藤「October…あれ?」

違和感に気がついた佐藤。どうして10月なのに8の『oct』が入っているのでしょうか。

つボイによると、ローマ暦では3月が一年のはじめであり、そこから8番目の月という意味で10月をOctoberとしていたそう。
しかし紀元前153年から、1月からスタートという暦に変わりずれてしまい、Octoberが10月になったそうです。

佐藤「でも今ほら、ちょうど日本は暑くなってきましたから、10月も(笑)」

つボイ「先を見越していたのかな(笑)」

10月になっても暑さでゆでダコになるのは勘弁願いたいです。
(ランチョンマット先輩)
 

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