居住可能な星がある?中国が宇宙開発の計画を発表!
科学の進歩と人類の飽くなき探求心によってあらゆることが解明されている現代においても、いまだ謎に包まれている部分が多いのが宇宙。世界各国でもその研究は熱心に続けられてます。共同通信によれば、中国宇宙当局は15日、大々的な宇宙開発に対する目標と方針を発表しました。10月16日のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、このニュースについて、つボイノリオと小高直子アナウンサー、友廣南実アナウンサーがコメントします。
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中国宇宙当局は宇宙分野に関する中長期的な発展計画を発表し、人類が住むことができる星を太陽系内外で探すほか、地球外生命体を探索すると明記しました。
中国はアメリカに対抗して宇宙開発を加速させることを目標とし、2050年までに重要分野で世界をリードする方針を示しました。
計画では、宇宙や太陽系、生命の起源の解明で研究上の突破を図り、ブラックホールの研究にも力を入れるとのこと。
また中国は、日本やアメリカが参加する国際宇宙ステーションとは別に独自の宇宙ステーションを運営しており、2030年までに中国人初の月面着陸を成功させる計画だそうです。
そして重点分野のひとつに、火星で生命の痕跡を探すことも挙げています。
今回の計画には金星から大気のサンプルを地球に持ち帰る計画も盛り込まれており、太陽系に関する研究にも一層意欲的に取り組む方針が伺えます。
中国は今年6月に無人探査機を使って、月の裏側から土のサンプルを持ち帰ることに成功しています。
ロケットの打ち上げ回数ではアメリカと並ぶほど宇宙大国として台頭してきており、今後も激しい宇宙開発の競争を繰り広げていくことが予想されます。
地球以外に住める星はある?
中国による様々な展望が発表されましたが、つボイが特に気になったのは「居住可能な惑星の探索」という点。
つボイ「この星は住めるのか?とかいう研究は大変だと思うから、一番の近道はUFOを捕らえて中に乗っていた宇宙人に聞くこと。いろんな探査機出したりするより、それが一番早いと思いますね」
小高「はい(笑)」
冷静な小高に対し、さらに友廣はつボイに質問します。
友廣「何語で話すんですかそれ?宇宙語?」
つボイ「心」
小高「はい(笑)」
「それか地面に絵を描いて…」と、宇宙人との会話の方法を模索するつボイ。
かつて戦国時代に南蛮人が種子島に漂着した時、ファーストコンタクトにはそういった方法が用いられていたようです。
海岸にいた漁師の人たちは、砂浜に絵を描くことで言語の通じない南蛮人との意思疎通を図ったとか。
ただ船には中国人が乗っていたようで、漢字を使ってのコミュニケーションも有効だったそうです。
最新技術の生成AIによる高度な翻訳が可能な現代ですが、宇宙人に対してはさすがに原始的な方法を取らざるを得なくなるかもしれません。
懸念されることも
一方「少し心配なことがある」と小高。
小高「中国が『アメリカに対抗して』ってところが気になる」
宇宙の解明は全人類の夢であり目標です。
各国の技術と知識を持ち寄って国際的に協力しながら研究を進めた方が、地球全体のためになるのではないかと語ります。
小高「もう宇宙も領地争いみたいな感じになっちゃうのかしら?って心配が少しよぎりますね」
地球の外に出ても、また同じように争いを繰り返すことになってしまうのでしょうか?
つボイ「夢はあるとは言っても国と国との争い、覇権主義みたいなものが宇宙にもあるとなると、そんなに夢やロマンばかりの話でもないね」
新たな発見や成功をみんなで分け隔てなく共有して一緒に喜ぶことができれば、それに勝るものはないですが、なかなか難しい部分もあるのかもしれません。
つボイ「日本はどうするのかな?という点も、日本人としては気になったりしますよね」
火星に生命体はいるのか?居住可能な星はあるのか?
様々な宇宙の神秘が解き明かされる日が、いつの日かやってくるのでしょうか。
その時は国も人種も関係なく、人類のさらなる進歩を喜び合うことができればよいですね。
(吉村)