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困惑!ツケを払ってくれないお客さんにどう対応すべき?

困惑!ツケを払ってくれないお客さんにどう対応すべき?

10月11日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)に、「お客さんがツケを払ってくれない」という相談が寄せられました。ひとりで美容関係の仕事をしているというリスナーAさんは、2回分のツケをいまだに払ってくれないお客さんへの対応に悩んでいるそうです。「払っていないのを覚えてる」と言ってくるのに、いつまでも払ってくれないお客さん。一体どうすればいいのでしょうか?つボイノリオと小高直子アナウンサーが、解決法を考えました。

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2回分のツケを払ってくれない

「定期的にお見えになるお客様が経済的に苦しいという時に、『またお給料が入ってからでいいですよ』とツケにさせていただきました。そのようなことで、美容代が2回ぐらいツケ付けになっています」(Aさん)

そのお客さんはその後も定期的に来店し、その日の分の支払いはしてくれるものの、2回のツケ分は一向に払ってくれないというのです。

「時々、忘れた頃に『2回分払っていないのを覚えてるからね!』と言うんですが、こちらは『はい!お願いします』としか言えません。困っております。逃げていくことはないと思うんですが」(Aさん)

Aさんは以前「年末までに払ってくれればいいからね」と言ってしまったそうなので、お客さんはそれを覚えているのかもしれません。

今日も来るけど言いにくい

「毎回来て美容代を払うのに、その2回分を払わないとはどういうことなんでしょうか。ちょっと私には理解できません。なかなかきついことも言えないし、どうしたらいいのかなと思います。何か良い方法がありますでしょうか?」(Aさん)

その方はシングルですが、お子さんも自立していて、そこまで金銭的に困っている様子は感じられないそうです。

「今日もそのお客様が見えます。どうしましょう、言いにくいですね」(Aさん)

Aさん、かなり困っている様子です。

閻魔大王「払わぬと罪になるぞ!」

小高「『年末までに、って言っちゃったー』っていうことは、『そろそろうちの店の1年の締めになるので』っていうことから切り出すか」

つボイ「その言葉が、一番私も用意してた言葉です」

お店の「締め」を持ち出して、さりげなく催促するのを勧めるふたり。

そして小高はこんな提案も。

小高「ハガキで『この口座に振込をお願いします。何日までに振り込んでください』みたいな。口で言えないんだったら、ハガキで出すとか。
ちょっとかわいらしいイラストを添えて(笑)。『入れてね』ってクマさんとかウサギさんなんかが」

つボイ「閻魔大王を書いて『払わぬと罪になるぞ!』。これではダメですよね」

閻魔大王はともかく、クマちゃんイラストのハガキは確かにいいアイディアかもしれません。

先に手に入れると払いたくなくなる

つボイいわく、何事も「物々交換」の「ギブアンドテイク」で、経済とは「お金」と「何か」を交換すること。

労働の対価として給料をもらう、美容の技術料に対してお金をもらう、これがいわゆる経済の仕組みです。

つボイ「買う時にはお金を払ってもいいんですよ。手に入れられるから。でも手に入れてしまったらもう、そのツケって苦しいですよね。どんなもんでも」

欲しいものを手に入れた瞬間にお金を払うのはよいのですが、問題はお金を払わずに先に手に入れてしまった時です。

つボイ「日が経つにつれて、手に入れた時の喜びがだんだん薄れてきて。『惜しいな、これ。なんで払わなあかんのや』いう気持ちにもなってくるんです」

「お金と人情」の話

これの最たる例が「分割払い」です。

小高「『なんか、毎月毎月こんだけ取られてさ~』。取られてじゃないんですけど、ついポロっと言っちゃう」

つボイ「そういうことなんやわ。それが人情なもんですから」

飲みに行った時にその分の料金を支払うのはよくても、酔いも覚めてお腹もすいた頃にツケを払うのは、気持ち的になかなか難しいということです。

つボイ「これが人情。だから『ツケお断り』という言葉があるんでしょうね。風俗のお店なんかも『前金でお願いします』とちゃんと書いてありますよ」

小高「書いてあるんですか?」

つボイ「『あった』と、友達が言ってました。始まる前と終わった後では、『こんなうわうわもったいないー』と思うんで。『前金でお願いします』という。風俗なんかはこれが大前提といいますか」

以上、つボイによる「お金と人情」の話でした。


 

風俗券売機のボタンには何がある?

小高「なんとか回収できるといいですね。ツケの人はなるべく早めに払ってあげるようにしましょうよ」

ツケがたまっているそこのあなた、あなたのことですよ。

小高「そろそろ10月ですしね」

つボイ「はい、風俗を見習いましょう。でも前金で払う飲み屋はないわな」

小高「でも券売機で券を買ってとかはあるけどね」

つボイ「…券売機あるの?風俗に」

小高「ダハハハッ!どんなボタンがあるんですか?」

つボイ「『レギュラー』とかね。『オプションがお客さんいろいろございますが』」

風俗の券売機に、どこまでも妄想が広がっていくつボイでした。
(minto)
 

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