CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

大久保佳代子、『オールナイトニッポン』のビートたけしに「母性がパンパン」

大久保佳代子、『オールナイトニッポン』のビートたけしに「母性がパンパン」

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける30分番組。初回となる10月5日の放送では、ふたりが中高生の頃に聞いていたラジオ番組について語りました。大久保さんと森本さんが芸人を志すようになったきっかけは、実はラジオにあったようです。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

お兄さん的存在だった小堀勝啓

「ラジオはすごく好きな媒体」と大久保さん。

18歳まで田原市に住んでいた大久保さんが中高生の頃に聴いていたのは、『小堀勝啓のわ! Wide とにかく今夜がパラダイス』(CBCラジオ)でした。

当時の小堀は、お兄さん的存在のパーソナリティ。
夜の受験勉強中にこの番組を聞いていた大久保さんは「みんな頑張ってる?みんな起きてるから頑張ってやろうね」と語る小堀に、とても励まされていたそうです。

大久保さんはこの頃小堀に対して、優しくて穏やかで爽やかな福山雅治さんのような印象を抱いていたのです。

当時と変わらぬ声だけど

時は経ち、『ゴゴスマ~GO GO!Smile!~』(CBCテレビ)に週1でレギュラー出演するようになった大久保さんは、廊下で小堀を見かけます。

「ラジオめっちゃ聴いてました!」と思わず声をかけた大久保さんに、小堀は「ああ、ありがとね」と、当時と変わらぬ素敵な声で返してくれました。

大久保「お兄さん的雰囲気が残ってて。年齢でいったらもうだいぶ上だと思うけど。ああ小堀さんに会えたって」

しかし大久保さんはこの時、あることに気付いてしまいました。

背中に感じた時の流れ

大久保「『ありがとうございます』って言って見送ったその背中は、ちょっと言葉にできない…」

森本「なんでなんですか。いい話で終わらせればいいでしょ」

大久保「それなりの年齢の背中をされてたというか」

小堀の背中に、時の流れを感じてしまったという大久保さん。

大久保「でも本当にお世話になった。小堀さんがいなかったら、受験勉強を乗り切れなかったと言っても過言ではない」

受験という大きな壁に立ち向かっていた大久保さんは、小堀の存在に救われていたのです。

くりぃむ上田さんの伝説の番組

森本さんとラジオとの出会いは『オールナイトニッポンいいネ!』(ニッポン放送)。
特に衝撃を受けた番組は、くりぃむしちゅーの上田晋也さんの 『知ってる?24時。』(ニッポン放送)でした。

当時、ニッポン放送の24時台は「死の枠」と呼ばれていたそうです。

25時からの『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)が強すぎて、この時間帯で長続きする番組はありませんでしたが、この 『知ってる?24時。』だけは大人気だったのです。

「この人みたいになりたい」

森本「それこそ中高生向けというか。本当、お兄さん的な存在で『おい!お前ら』みたいな感じで」

大久保「『邪悪なお兄さん』だ」

くりぃむしちゅーが海砂利水魚時代に出演していた『ボキャブラ天国』(フジテレビ)での懐かしいキャッチフレーズが飛び出しました。

森本「この番組を聞いて『あっ、この人みたいになりたい』と思ったのがきっかけで、お笑いの道に進もうって決意したんですよ」

今の森本があるのは、くりぃむ上田さんのおかげなのです。

ゾーンに入ってギンギン

大久保さんは『オールナイトニッポン』のビートたけしさん世代。

一度仮眠を取ってから25時前に起きて、布団の中で聞いていたそうです。

大久保「なんてお笑いってバカバカしくて、最高で、くだらなくて。憧れの世界にはなったの。ただ、どシモネタ言ってたし、『お姉ちゃんがよ』みたいなんか全然わからない世界のことを言ってんのよ。今じゃ言えないようなことね」

でも「わからなくても笑ってた」という当時の大久保さんは、「変なゾーンに入っちゃうぐらいギンギン」で聞いていました。

ビートたけしに母性がパンパン!

森本さんが、たけしさんの『オールナイトニッポン』に持つイメージは、「来ない日がある」というもの。

大久保さん「たけしさんが来ないと軍団さんに変わるから、『じゃあ聴かなくていいや』ってなってた気もするし。たけしさんが『今日ちょっと気分じゃないから途中で帰るわ』っていう時もあって」

この時は大きい事故のニュースが入ってきたことで、たけしさんが帰ってしまったそうです。

大久保「『うわ繊細だな、たけちゃん。もう私がいないと。守らなきゃ駄目だ』って」

森本「母性くすぐられて」

大久保「母性よ!ほんとにパンパン!」

母性をくすぐられるだけでなく、もうパンパンになってしまっていたという大久保さん。

最も多感な時期を刺激するラジオ

大久保「一番多感な時期じゃない。中学高校ぐらいって。いろんなものを吸収するし、エネルギーがあり余ってるし。本当にラジオでいろんな感受性なり感覚が刺激されたのはすっごい覚えてるから。そういうラジオにしようぜ!」

急な決意表明です。

大久保「30分枠だけど」

森本「30分番組の収録番組ですから。なかなか難しいかもしんないですけど」

30分番組でも、生放送じゃなくても、おふたりの感性はラジオを通して伝わるはず。

これからの放送が楽しみです!
(minto)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP