疑似恋愛と安心感が堪能できる?「男装カフェ」の魅力とは
さまざまなコンセプトカフェがある中で、男性の恰好をした女性が接客をする「男装カフェ」が話題になっているようです。9月23日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、名古屋市内の男装カフェを訪れたパーソナリティの八木志芳が、その魅力についてレポートしました。
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八木が訪れたのは、名古屋・大須のコンセプトカフェ「Cafe&Bar DcD」(男装喫茶/男装カフェ)です。
そもそも「コンセプトカフェ」とは、メイドカフェなど、お店や従業員がコンセプトを持った服装や言葉遣い、世界観などが設定されているカフェ。
八木「大須はコンカフェがたくさんあるということで遊びたいなと思って…選んだのが男装カフェ」
この「Cafe&Bar DcD」は男性っぽい格好をした女性が働く店です。
店内は「フルーツ」がコンセプトとのことで、とても明るく清潔感があったと八木。
店の中央がバーカウンターになっていて、その周りにいくつかのテーブル席があるようです。
「オラオラ感」がない居心地の良さ
八木は入店した際、男装した店員の対応に居心地の良さを感じたようです。
八木「(入店時)メイドカフェとかは『おかえりなさいませ、ご主人様』みたいなのがあるけど、こちらはそういうのはなくて、逆に入りやすかった」
コンセプトカフェはその名の通り、主役は「コンセプト」。そのため「世界観を客に望むところがある」と続ける八木。
例えば「魔法使いのコンセプトカフェ」であれば、働く女の子たちは魔法使いの見習いで、客に「みんなも魔法の呪文を一緒に唱えてね」のような感じだったり、「戦国武将の生まれ変わり」だったら言葉遣いが時代劇っぽくなっていたり。
八木「そういう意味では、(この店は)初心者でも入りやすいと思った」
八木が訪店したのは平日の昼間でしたが、客層は男女半々ぐらいで、料金はチャージ料(席料)プラス飲食代。有料でお気に入りの男装店員とチェキも撮れるとのこと。
八木「お値段は高くないです」
普通のカフェくらいのお値段で、気軽にランチに来る客もいるそうです。
安心できる疑似恋愛
八木「私が女性だからなのかもしれないんですけどね、 話しやすかった」
メンズコンカフェ(メンコン)やメイドカフェに足を運んだ経験のある八木ですが、男装カフェは圧倒的に話しやすかったと繰り返します。
八木「私はオラオラ系の人がちょっと苦手。ホストクラブみたいにオラオラしてる人もいない。でもちょっとかっこいい人もいて、疑似恋愛のドキドキ感も味わえる」
男装の店員さんは見た目ももちろん気を使っているので、八木と美容の話で盛り上がることもできたし、同じ女性のせいか「とても安心感があった」といいます。
八木「居場所を作ってくれる場所だなと思いました」
さらに、素敵だなと思った店員とツーショットチェキを「ちょっと近い距離で撮りました」と明かし八木のテンションが上がります。
八木「面白い」
完全にハマってしまったようで、「DcDさんにまた行く!」と宣言する八木でした。
(野村)