今が旬の鮎。見分け方は?
月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、思わず「今日これ食べよ!」と思う旬の食材を紹介しています。夏本番を迎え、カツオ、シイラ、アジ、イサキなど夏の魚は順調に入荷しており、ヤリイカの水揚げも少しずつ増えてきました。そんな中、7月22日の放送で名古屋市中央卸売市場中部水産の鬼頭さんが紹介した魚は「鮎」です。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く天然と養殖の違いは?
長良川の鵜飼でも有名な鮎ですが、おとり鮎を使った鮎の友釣りや、ヤナの上での掴み取りは夏の風物詩として親しまれています。
他には夜中に船の上に篝火を焚き、火の灯りに驚いた鮎を捕まえる漁法も。
鮎は春に川を上り始め、上流に向かいながら大きくなります。
この時期は餌を食べて鮎は大きくなっており、身や骨が柔らかく一番美味しい時期です。
養殖と天然では食感と香りに違いがあります。
天然の鮎は早い流れの中で成長し、岩についた藻を食べているため身が引き締まり、スイカやきゅうりのような鮎独特の香りが強いです。
一方、養殖は栄養をたっぷり含んでいるため、栄養の面で見ると養殖の方が品質が安定しています。
美味しい鮎の見分け方
この時期食べたい鮎の塩焼き。
スーパーなどで購入する際は、鮎のお腹が硬くてしっかりし、また表面に艶があるものが鮮度が非常に良いとされています。
そして塩焼きといえば、串を刺して炭火でじっくり焼いたものが格別です。
ヒレが焼き落ちないようにヒレに塩をしっかり振ると、ヒレが落ちることなくかっこよく焼き上がります。
骨抜きしてもよし、かぶりつくのもよし。
また鬼頭さん曰く、鮎の塩焼きには冷酒がピッタリ。
鮎の焼ける香りとお酒を一緒に楽しんで。
(ランチョンマット先輩)