ドルフィンズアリーナで最後の開催!大相撲名古屋場所
7月の大相撲は名古屋場所、今年は14日から始まったばかりで、連日熱戦が繰り広げられています。ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)では今回が最後の開催となります。その名古屋から放送されている『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)、7月16日の放送では、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、大相撲に関するおたよりを紹介しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くイマドキの力士に遭遇
名古屋場所が開催されると、名古屋市周辺で力士の姿を見かけることがあります。
「日曜日、地下鉄に乗ったら、まだ番付の下のほうの若いお相撲さんが乗っていました。
この季節になると名鉄金山駅や地下鉄でよくお相撲さんと乗り合わせます。
イマドキの力士は、耳にBluetoothイヤホンをして音楽を聴きながら乗っています」(Aさん)
Bluetoothイヤホンと言えば、今年話題となったドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で、昭和から来た主人公が「耳からうどんが出てますよ」と言ったアイテム。
つボイ「今風のお相撲さんの有り様で、ちょっとずつ変化がありますよね」
日本ならではの特徴
また、実際に観に行った方からも投稿が届きました。
「大相撲名古屋場所2日目、初めて観戦に行きました。相撲愛にあふれる方々が声を張り上げて応援し、後半になればなるほど声に力が入ります」(Bさん)
後になればなるほど知名度の高い力士が出るため、声援も大きくなっていきますが、つボイは「実はこの点が日本の良い点」と語りました。
つボイ「横綱が乗る舞台、土俵は駆け出しも新人も同じ場所に乗って勝負する。落語でも真打がやるところでも、駆け出しの人も出てくる。
しかし外国は違いますよ、ブロードウェイ。『これから名前を呼ぶのは、コーラスラインから前に出るように。(前に出られなかった人に対して)君たちは帰りなさい』と言って、無名の人たちは同じ舞台に立てへんのですよ。
だから『駆け出しの頃から見てる、大関になったやないか』という見方もできるんですよ」
駆け出しの頃から上がっていく途中経過が一般の人でも見られるため、より応援したくなる、いわゆる推しの文化があるのかもしれません。
戦国武将も観戦?
おたよりの続きです。
「館内のおみやげ売り場を巡るのも楽しいです。まるで縁日のようで、中で応援力士のグッズやタオルをお買い上げ」(Bさん)
取り組み以外にも楽しみがあるようです。
また、ネットニュースにもなりましたが、意外な人が観客に来ていたようです。
「なんと織田信長公がご覧になっていましたが、たったひとりなんですよ。蘭丸とか弥助とか猿は従えていないのでしょうか」(Cさん)
実はこの信長公は名古屋おもてなし武将隊のひとり。
会場のある名古屋城を中心に市の観光PRを行なっていて、この番組にも何度か出演しています。
武将が足を運ぶのも、名古屋場所ならではといったところでしょうか。
その名古屋城内にあるドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される名古屋場所は、今年で最後。
1965年(昭和40年)から59年開催されてきましたが、老朽化と名古屋城整備のため、来年からは北側の名城公園に新設されるIGアリーナ(愛知国際アリーナ)で開催されるとのことです。
(岡本)