今が旬の桃を使った料理が簡単おしゃれ!
月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、旬のフルーツや野菜を紹介しています。7月8日の放送では、名古屋市中央卸売市場セントライ青果の暮石さんが登場しました。最近は気温が高く適度な雨もあり、今まで生育が例年並みだったフルーツが前進傾向にあります。スイカ、プラム、デラウェアなど夏のフルーツの出荷が多くなってきましたが、その中でも暮石さんおすすめは「桃」です。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く桃の歴史は古くから
桃の名産地は山梨県、福島県、長野県、山形県。
現在は山梨県産や愛知県産の露地栽培の桃ががピークを迎えています。
7月下旬になると長野県産の桃の出荷も始まる見込みです。
桃の原産地は中国。
日本では弥生時代の遺跡から桃の種が見つかっており、また古事記や日本書紀にも桃に関する記載があります。
それらによると桃は古くは観賞用として栽培され、食用としての普及が始まったのは明治時代以降です。
桃は品種の切り替わりも早く、次の週には違う品種の桃が並んでいたりするため、スーパーに行く際は桃の品種に注目してみると切り替わりを発見できます。
桃は冷やさない!?
桃は冷気に弱いため、常温保存がおすすめです。
新聞紙やキッチンペーパーに包んで風通しのいいところに保管し、2、3日を目安に食べて下さい。
エアコンや扇風機の風を直接当ててしまうと桃の水分を奪って乾燥させてしまうため、この時期は注意が必要です。
食べる際は冷蔵庫に2、3時間前に入れて冷やすのがおすすめですが、すぐに食べたい場合は氷水を入れたボウルに桃を入れて短時間で冷やす方法もあります。
冷やしすぎると桃の甘みが薄くなるため、本来の甘みを楽しむなら、ぬるめがおすすめです。
おすすめ桃料理レシピ
暮石さんおすすめの桃料理は、「桃のアールグレイマリネ」です。
①、桃の皮を剥き、くし切りにしたものをボウルに入れる。
切る際果汁が溢れるため、ボウルの上で桃を切ると果汁を無駄なく使える。
②、①に蜂蜜または砂糖を入れ、桃から水分が出るのを待つ。
③、②に、アールグレイの茶葉かお好みのティーパックの中身を取り出し、桃にふりかける。
茶葉は細かいほど短時間で香りが立つため、フードプロセッサーで砕くか、指で擦り合わせてかけると良い。
④、③をよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で10分~15分寝かせれば完成。
紅茶の香りと桃で、ジューシー感のあるピーチティーのような味わいになります。
そのままでも美味しくいただけますが、バニラアイスやヨーグルトと共に食べるのもおすすめです。
今が旬の美味しいピーチでピースフルな夏を。
(ランチョンマット先輩)