飲んで良し、入って良し。さらに食べて良し?山梨県・正徳寺温泉「初花」
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。6月20日の放送では、山梨県山梨市の正徳寺温泉「初花」を紹介しました。ここで「うずうずとした欲求が湧いてきた」という高田アナですが、いったい何があったのでしょう?
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正徳寺温泉へは、CBCラジオのある名古屋市中心部から269キロ。クルマなら中央道を経由して3時間半ほどで到着します。
高田「車のナビ通り走っていくと、最後は極端な狭い道を通らされますんで、広い道から回っていくといいと思います」
公共交通機関ではJRの特急「しなの」に乗って塩尻まで行き、塩尻から「あずさ」に乗り換えて甲府に。甲府から中央本線「春日居町駅」で下車し、徒歩20分。
名古屋駅から上手く乗り継げば3時間半で到着します。
山梨県には石和温泉という有名な温泉郷がありますが、春日居町はその隣の駅です。
鰻の香りが誘う
高田「もともとは地元で有名な鰻屋さんが、後に、そこで温泉を掘り当てたという記載がありました」
料亭+温泉という施設になっていて、入場はその真ん中から入るそうです。入り口は常に鰻を焼くいい香りがしているとか。
高田「温泉に入るんですが、鰻の匂いに誘われて中に入るケースですね」
温泉の入館料800円。靴箱のカギと交換でロッカーのカギを渡されるそうです。
そして温泉を飲むことができる「飲泉スペース」もあります。
高田「ぜひ飲んでください。胃に優しい温かめのお湯です。癖がなくクイクイ飲めます」
大人気だとすぐわかる
高田「脱衣場は縦長のロッカーになっていて、全体的にもうちょっと広ければなという感じです」
その理由は、人気の施設でお客さんがごった返しているからだとか。
風呂場は、内風呂、露天もゆったりとした作りで、込み合っている感じはなく、地元の人と思しきお客さんで賑わっていたそうです。
内風呂は10人ぐらいが楽に入れる浴槽で、42度ほどに加温した浴槽と源泉そのままの36度あるかないかぐらいの浴槽があるそうです。
源泉の方は、冷たくもなく熱くもなく、いつまでも入っていられるようです。
こんな罰をくれ
正徳寺温泉「初花」の泉質はアルカリ性単純温泉で、加温加水なしのかけ流し。薄く黄色濁りで、「モール臭」という土や木の香りがほんのりとするそうです。
高田「肌にはツルツルでわずかに泡つきもあるいいお湯です。塩素消毒は温泉の香りを邪魔しないギリギリの量で計算されている感じがありますね」
露天も広く、さらにサウナ、ミストサウナもあるのでサウナーの方も楽しめそうです。
一番人気は露天風呂だったようですが、高田アナは滞在時間のほとんどを源泉浴槽で過ごしたそうです。
高田「本当に未来永劫入っていられる感じ。『罰として明日まで入っとけ』って言われたら、『ハイ、わかりました』ってずっと入っていられます」
独特な例えをする高田アナ。
食事もおすすめ
ちなみに洗い場は8ヵ所あり、シャワーは全て温泉だそうです。
高田「肌への感じもツルツルで、すごく気持ちよくて、これはいい温泉だと思いましたね」
高田アナが「初花」を訪れたのは夕食時で、食堂も大いに賑わっていたそうです。
温泉の最終受付は午後8時ですので、晩ごはんにウナギを食べた後でも十分楽しめます。
山梨県山梨市の正徳寺温泉に立ち寄った際には「初花」で湯も食も堪能しましょう。
(尾関)