入園料が高すぎて入れない?「若者のディズニー離れ」が止まらない理由
「若者のディズニー離れ」。こんな言葉がSNSを賑わせています。ディズニーリゾートのチケットが高すぎて、若者がディズニーリゾートに行けなくなっているそうです。日によって若干の変動があるものの、今年8月10日~17日までの1週間は、1デーパスポートで1万900円。しかもこれは入園料です。9月17日の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、北野誠、佐藤実絵子、松原タニシがこの話題について語りました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くもはや海外旅行感覚?
今年2月、ディズニーランドとディズニーシーの両方を訪れたという佐藤。
2泊3日の日程で最終日は東京観光でしたが、新幹線往復、ホテル代、飲食代、お土産代などを含めて20万円かかったそうです。
とあるディズニー好きのスタッフは、新エリアに入る優先パス付きの新しくできたばかりの高級ホテルへの宿泊料金だけで、2人で14万円もかかったそう。
北野「ディズニーは、海外旅行に行くような気分で来てねっていうぐらいの感覚で運営してるんですよ」
今やディズニーは、海外旅行に匹敵するほどのお金がかかる場所になってしまいました。
ディズニーの方向転換
そんな北野がこの記事を読んで最も驚いたのは、「年パスが廃止されていた」ということ。
北野「コロナのあたりからちょっとずつディズニーも方向転換していって」
以前から、Dオタ(ディズニーオタク)による過剰な「マナー違反の晒しあげ」問題や、年パスで繰り返しふらっと訪れる人たちによって、パーク側の売り上げが落ちるという問題がありました。
北野「それやったらそういうのをやめて、お金をボンと使ってくれる人らを対象にした方がええ、ということですね」
有料のファストパスを導入
今年5月からは、入園チケットに追加料金を払うことで行列必至の人気アトラクションを時間指定で予約できる「ディズニー・プレミアムアクセス」が導入されています。
もともとこういった有料のファストパスは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が導入していました。
北野「『やっぱり大阪やな、何でも金で片づけようとする』と言われてましたよ」
とはいえ、実際に長時間並ぶのがつらい人にとってはありがたいシステムです。
北野「ディズニー全体が、お金を持ってる富裕層というか、海外旅行気分で金を使ってきてね、というアプローチですからね。完全に」
実際は若者でいっぱい?
しかし、今年ディズニーを訪れたばかりの佐藤の意見は異なります。
佐藤「ただ実際に中に入ると、高校生とかめちゃめちゃいっぱいいますよ!」
若者のあまりの多さに「みんなお金あるんだな。格差社会?」と感じたといいます。
今のディズニーに閑散期はなく、佐藤が訪れた2月の平日でもチケットは完売だったそうです。
松原「若い人らよう行くの、どこにお金あるんやろな?って思っちゃいますね。1万円するんすよ」
ディズニーに行ける若者が不思議でたまらないといった様子の松原。
佐藤「それだけかかっても、後悔はないですよ。やっぱり『また行きたい!』ってなります本当に。これぞ夢の国」
ディズニーが抱える問題点
そんな夢の国ですが、問題がいろいろと起こっているようです。最近でいうと「グッズの転売」です。
佐藤「そういうのが目当てで入ってる人もいる。『何日に新しいグッズが出ます』ってなったら、その日に入ってグッズを買い占めて、それを高額で転売する」
北野「それもディズニーにとっては鬱陶しいんですよね」
佐藤「だからすぐ買えなくなるんですよ、人気のグッズって。買い占められちゃうから」
なんとも迷惑な話です。
北野「ユニバも高くなってきてますが、もうしょうがない」
佐藤「どこもかしこも値上がりですもんね」
値上げされても行きたいのが夢の国、なのかもしれません。
(minto)