中日OB・英智が解説。内野手から外野手へ送られるありがたいサインとは?
5月21日、元中日ドラゴンズの英智さんがCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。リスナーの質問に対し、外野手の知られざるエピソードを明かす英智さん。聞き手は加藤里奈と三浦優奈です。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く海でも山でもない
最初は野球以外の質問から。
「英智さんが夏に行くなら海派?山派?どちらですか?」(Aさん)
英智「音楽を聴くなら山派ですよね。野球やってきたんで、海も山もなくてグラウンド派ですから。今になってもどっちが好きなのかはわかんないんですよね。天気が良ければどちらでもいいです」
ちなみに釣りについては、幼稚園の時に連れて行ってもらったことがあるとのこと。
しかしその時に兄に怒られたため、それ以来釣りには行っていないそうです。
釣り人あるある
現役時代、沖縄キャンプの休みの日には、釣竿を引っ提げて自転車で行く人が何人かいたという英智さん。
英智「テトラポットの手前ぐらいから、お手製のような釣竿を投げてました。釣れたのか?って言うと1匹釣れたみたいな感じですが、それが楽しいみたいです」
中日OBには落合英二コーチ、山井大介コーチなど釣り好きが多いとのこと。特に山井コーチはスマホのアイコンを自分で釣った魚の画像にしているそうです。
英智「『こんな大きい魚釣りましたアピール』をされてる印象があります(笑)」
内野手からのサイン
「セカンド、ショートが外野手に向けてグー、パーで真っ直ぐとか変化球とか次の球種をお知らせしていますが、外野手はそれを見てどのような心構えで守っているのでしょうか?」(Bさん)
英智「それはありがたい情報なんです。グーが真っ直ぐならパーが変化球。真っ直ぐの時は親指と小指でコースを出す。グーパーが牽制球です」
外野手だった英智さんは、センターの守備での例を挙げました。
例えば相手が右バッターの時、変化球を泳いだ空振りした後に、次にピッチャーが投げるのが真っ直ぐとわかれば、振り遅れると予想して、打球が右中間方向に飛ぶと予想できるそうです。
昔は見えた
このサインがあることによって、外野手は一歩、二歩速く動くことができるとか。
英智「1~2メーターのことなんですけども、それで捕れる確率が上がりますから非常に参考になります」
また、セカンドにランナーがいる場合、牽制球のサインをセンターに出してくれるので、ピッチャーが牽制した時のカバーリングに行く心構えができるそうです。
三浦「セカンド、ショートの位置でグーパーしてるわけじゃないですか。外野手から見えるものですか?」
英智「う~ん…昔は見えました。今はほとんどわからなくなっています」
知られざる内野と外野のサインでの連携の話に驚く加藤と三浦でした。
(尾関)