パンサー向井“保育士”に挑戦!ご当地ナンバープレートに採用された生徒も!明確な夢に向かう高等専修学校の生徒たちを応援!
学校から企画書付きの熱烈な取材依頼を受け、今回、向井くんが向かったのは愛知県安城市にある『安城生活福祉高等専修学校』です。
こちらには5つの専攻があり、職業に直結する専門的な技術を学びながら、高校の卒業資格も取得できます。保育・ファッション・調理師・パティシエ・医療福祉と、それぞれ専攻をイメージしやすい服装で生徒の皆さんが向井くんを迎えてくれました。
まずは、『保育専攻』を見学させてもらった向井くん。絵本の読み聞かせや子ども向けのピアノや歌のレッスン、人形を用いて乳幼児の着替えをする練習や、幼稚園に伺い実習などもして、保育に関する基礎的な知識や技術を学ぶことができるのがこのコース。将来、短大や専門学校に進んでから、スムーズに保育士の資格取得が狙えるそうです。
向井くんは「さとし」という手作りの名札をもらい、園児になったつもりで“エプロンシアター”を楽しむことになりました。身に着けたエプロンを舞台代わりにして人形劇を行うもので、生徒が実演。絵本をベースに考えた物語を話しつつ、時には園児役の向井くんたちに問いかけながら、手作りした人形などをエプロンに貼り付けて、楽しく分かりやすく伝えてくれました。
また、オリジナルの物語を作った生徒がいて、それを今度は向井くんが伝える側として挑戦することに。即興でまったく原作とは違った物語となりましたが、園児役の生徒たちを十分に楽しませた向井くんなのでした。
次に訪ねたのは、食のプロフェッショナルを目指す『調理師専攻』の実習室です。日本料理やフレンチなど多様な料理や、パンにスイーツ作りもプロから直接学んでいます。在学中に調理師と製菓衛生師の国家資格が同時に取得できるそうで、これは東海地方で唯一だとか。この日の3年生の実習は、サーモンがテーマ。鮭のムニエルやテリーヌなど、それぞれがテーマの食材に挑んでいました。
さらに、向井くんに食べてほしい料理が登場。地元の愛知県三河地方の食材を使った“奥三河鶏のロースとゴボウのソース”です。向井くんは料理を一口いただくと「2500円までなら払います! めちゃくちゃおいしい」と絶賛。続けて「ゴボウのソース、初めて食べたけど、えぐみが全然ない」と言い、丁寧に作られていることを実感したようです。
将来の夢を明確に持ち、実現のために励む皆さん。「両親が料理人で小さい頃から見ていてかっこいいなと思い、この学校で頑張ってみよう」と入学を決めた生徒や、「中学2年の職場体験実習で、自分の通っていた幼稚園に行き、その頃の優しく接してくれた先生を思い出し、私も思い出してもらえるような先生になりたい」と保育の道に進むことを決めた生徒もいました。
また、目指している料理の道とは別に特技がある生徒がいて、見せてくれたのは安城市のご当地ナンバープレートの絵。よく絵を描くというこの生徒は、自分の作品がナンバープレートに選ばれ、今年の5月から「原付が走ることになります」と教えてくれました。
自分のやりたいことに向かい、技術を積み重ねている生徒たち。今回も刺激を受けた向井くんなのでした。
(CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』
パンサーの向井慧が東海地方の学校を訪ね、生徒や先生を紹介)